さあ長年ここに来ることに憧れていた
スミソニアン国立航空宇宙博物館へやってきました
入場料は無料ですからチケットを買ったりなどの手間は有りませんが
そこはアメリカ当然のようにセキュリティのゲートをくぐって中へ
そうしてゲートをくぐりぬけた先の正面入り口の展示物はこんな感じ
この間の名は「マイルストーン・オブ・フライト」
入った先から宇宙への道を切り開いてきたアメリカにふさわしい展示物がいっぱいでした
まず目に飛び込んできたのは
『フレンドシップ7』
遠く届かなかったソビエトの宇宙開発の記録に初めて追いつき追い越した、アメリカの威信そのものの機体です
搭乗していたジョン・グレンは英雄となり
政治家にまで上り詰めることになります
これはのちのアポロ計画の基礎となる「マーキューリー計画」と名付けられたもの
私自身は映画「ライト・スタッフ」でその概要を知ることになりました
次にもう少し大きな円錐型の機体
アポロ11号の司令船です
付けられた名はアメリカ大陸発見のコロンブスに敬意を表して「コロンビア」
ニール・アームストロング
バズ・オルドリン
マイケル・コリンズ
この3人が乗り込み偉業を達成し帰還したのが、この目の前にあるコロンビアです
3人が乗り込むには少々狭く感じます
ちなみにここで1週間もの間、ミッションをこなしていたとは驚きです
そんな「マイルストーン・オブ・フライト」の間を上からのぞいてみました
目の前にある黒い機体は世界初の極超音速機ノースアメリカンX-15初号機
最高速度はなんとマッハ5.74というから驚きです
そういやこのXシリーズの一号機
世界で初めて音速を突破する水平飛行を成功させた有人飛行機
『ベルX-1』も展示されています
写真の真ん中のオレンジの機体がそれです
こいつにあのチャック・イエガーが乗り込んでいたのですね
そう前述のライト・スタッフの主人公
映画の中ではクールで無性にカッコ良かった
実はここを訪れた時には気付かず、あとで写真に写っていたのを見つけたというわけです
実に情けない
最後に月の石
昔々大坂で万国博覧会が開かれた時には
月の石に展示があり、これが評判になっていました
その石を見るために並ぶ時間がとても長かったと報道されていた記憶があります
ここでは並ばずに見られます
いやもといそんあ貴重な月の石になんと触れちゃうんです
もっとも感触はただ硬いだけでしたが
月の石にも触れることが出来たので
次は宇宙開発競争の間にでも行くとしますか
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