昨晩は北海道のみならず全国で話題の某有名杜氏(わりとこのあたりに在住)からお誘いを受け
夜な夜な滝川の有名フレンチレストラン「プティ・ラパン」に伺いました
そんな「プティ・ラパン」スイスで修行を積んだというオーナーシェフ老田弘基氏が腕を振るうお店で、過去にも何度かお邪魔したとのあるフレンチレストランでした(あのミシュラン掲載店でもあります)
そしてこの日のメニューは何とアスパラガスがメイン
そう春から初夏にかけ旬を迎えるアスパラガス
この時期多くの方が夢中になり、美味しいアスパラガスを探し求める旬の食材です
そして今回アスパラガスの仕入れ先は、なんと・・・なんと美唄にある「うちやま農園」
実はアスパラ好きである我が家は、そんなうちやま農園に20年前から新型コロナが猛威を振るった数年前まで毎年のように、この時期にお邪魔させていただき
農園でアスパラ狩りを楽しませてもらうアスパラ好きの一家だったりします
そんなうちやま農園のご主人からも何度か話を聞かせていただき、アスパラについての知識やヨーロッパに視察にまで行かれる向上心に敬服した記憶があります
(写真は2013年6月の美唄うちやま農園でのアスパラ狩りの様子)
食事の前にまずは余市町のワイナリー「ドメーヌ・ユイ」のスパークリングで乾杯
最初に出てきたのが、アスパラガスのパンナコッタ
上に載っているのはホワイトアスパラガスを干し草のようにしたドライアスパラ
これは箸もしくはスプーンのように使うのかとも思えましたが、うまく掬えませんでした
次に前菜となる魚料理
白身魚の刺身と大根に見しらぬソースが載っていますが、何だったかこのあと酔っぱらって覚えていません
そしてこの日の主役、グリーンアスパラとホワイトアスパラ
この太さはなかなかお目にかかれない逸品です
仕入れ先である美唄のうちやま農園との太いパイプが伺えます
アスパラはローストしているようでうっすらと焦げ目が付いていました
続いてアスパラの冷たいポタージュ
そしていよいよボイルされたホワイトアスパラ登場
こいつにも焦げ目が付いているのが、プティラパン(老田シェフ)流のようです
ソースは定番のオランデーズソースではなく(もしかしたらこれは昨今の卵不足が影響したのかも)アスパラの煮汁に溶かしバターを加えたソースといった老田シエフ劇場
魔法のような料理の数々でした
皮をパリッパリに焼いたクロソイと今が旬のシャコ(小樽産らしい)
もちろんこれにもアスパラが添えられています
アスパラガスとシャコは旬が重なるらしいです
そしてこの日のメインは
某有名杜氏が函館から取り寄せたという「エゾ鹿のシキンボ」
希少部位の一本をまるっとローストしたものを切り分け出してくれました
名前は忘れましたが付け合わせの〇芋のパイユが美味しい
最後はプティラパン自慢のひと品「カヌレ・ド・ボルドー」で〆
この日飲んだワインは
前述の
・「ドメーヌ・ユイ」のスパークリングの他
アスパラガスに合うワインということで
・アルザス地方のドメーヌ・キンツレーのリースリング
ラベルデザインに「キメラ」が描かれている珍しいものですが、これは地元アルザスの画家ジュリアン・キャリエール氏による鉛筆画なんだそうです
・フランス・ロワール地方のセック・サンボル
・オーストリアワインは女性醸造家ユーディト・ベックの醸すツヴァイゲルト
エゾ鹿に合わせた赤ワインは
・イタリアワインのマッテオ・コレッジアの2020年の日本限定ランゲ ビアンコ
日本酒の杜氏と飲む酒がワインというのもおつなものですね
こんな感じで、美味しい料理とワイン
楽しい会話で3時間半余り楽しませていただきました
今回はお誘いくださったK杜氏をはじめ、ご一緒くださった皆さんありがとうございました
現在単身赴任ということもあり、わりあい暇しておりますので
またお誘いいただけると嬉しい限りです
(写真は2人帰った後、写した写真で、今回は5人での会食でした)
なお記憶を頼りに更新しましたが、メニューなど誤っていたらコメントやメッセンジャーなどで教えてください
ちなみに美唄のうちやま農園もアスパラ狩りを再開するようなので、また伺ってみたいものです
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