酒都西條の守護神「松尾神社」へ

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酒蔵の前でよくお目にかかる吊してある酒琳(杉玉)
多くの酒蔵に祀られてていますが、それは良い酒が醸せるよう「松尾様」のご加護を願うために吊されているのだそうです
 

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そんな「松尾さま」
酒を飲む人、売る人、造る人、酒に関わる全ての人たちの守り神で
ここ酒都を名乗る東広島西條にもあるとのことでした
ということで私もそんな松尾さまにあやかりたいと山陽鶴酒造から歩いて線路を渡りやってきました
ただGoogleMapで神社を目指し到達したのは「御建神社」
あれ違うじゃん・・・とも思いましたが、よく見るとこの神社に寄進しただろう
先ほど飲んで回ったばかりの西條の酒蔵の名を刻んだ玉垣が見て取れます
 

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とりあえず境内に入り本殿を見ると
出雲大社のような立派なしめ縄の周りに
そこにもは酒樽がこれでもかと積まれていました
そう拝殿には西条の酒造メーカー各社の酒樽が奉納されているんです
どうやらここで間違いなさそう
ちなみに私が伺った10日ほど前、ここ御建神社にて西條酒造協会の酒造祈願祭が行われていたそうなのでその名残もあったかもしれません
 

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よく見ると本殿の階段手前にその石柱は有りました
「酒神 松尾神社」とその石柱には刻まれていました
 

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御建神社の境内、本殿に向かって左奥
そこに山城伏見の松尾神社の分霊を境内に勧請し酒都西条の酒の守護神とした摂本社松尾神社はありました

 

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松尾神社の祭神は記紀神話に現れた酒神、大山昨神・中津島姫命の2柱
大山昨神は京都の松尾大社の祭神
特に中津島姫命は福岡県沖の島の宗像神社の祭神ですが、先日行った厳島神社の祭神である宗像三女神の一人でもあります
ここで「これからもおいしい酒に出逢い、飲めますようにと」参拝
 

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そう御建神社も少しばかり散策
40年9か月振りの皇統男子が生まれた記念に
秋篠宮悠仁親王御誕生記念の記念樹が境内に植えられていました
 

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拝殿右側には神楽殿があり
殿内には旧海軍駆逐艦「深雪」の絵が奉納されていました
そのころ日本の領海だった済州島近海で演習中に
このblogでも紹介した「敵兵を救助せよ! 駆逐艦「雷」工藤艦長と海の武士道」の駆逐艦電と衝突、沈没した船ですが
なぜここにその絵があるのか全く分かりません
 

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そんなこんなで今朝は朝から呉や東広島西條を歩いて回りましたが、日も落ちてきたことですし、広島に舞い戻り晩飯にすることといたします

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このページは、r-ohtaniが2019年1月15日 06:52に書いた記事です。

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