2018年9月アーカイブ

キャセイパシフィック航空で香港からブリッセル・ザベンテム空港へやってきたわけですが、ここから先はLCCのブリュッセル航空に乗り継ぎです
たまたまキャセイがそのブリュッセル航空とコードシェア便の契約をしていてくれたおかげで荷物を受け取ることなく制限区画内での乗り継ぎが出来ました
このブリュッセル・ザベンテム空港はヨーロッパ圏では有数のハブ空港ということで広いうえ利用者も多く、各所で並ばなければならなかったところだっただけにキャセイさん感謝感謝です
けれどアジア便の到着ターミナルであるターミナルBから連絡通路を端から端へと延々と歩きブリュッセル航空の搭乗口があるターミナルAへ移動
ブリュッセル航空のビジネスクラスラウン「ロフト(The Loft)」にやってきました
ここは今年4月にリニューアルオープンしたばかりのラウンジです
もちろん私も初潜入、ということで調査開始です
 

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ちなみにブリュッセル航空は私どもが普段使うワンワールド・アライアンスに所属する航空会社ではなく、スターアライアンスメンバーの航空会社
ここへ入るためと言うわけではありませんが、今年ANAのプラチナ会員としてスターアライアンス・ゴールドメンバーの資格を得ていましたのでこいつを使いラウンジ内へ
 

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ここへの到着がまだ朝早かったこともあり
ラウンジは思ったよりも空いていました
 

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滑走路側にはガラス張りで開放感のあるテーブルがありますが、一番良い席なのかこの時は埋まっていました
かわりにビジネスコーナーは誰も居なかったりします
 

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良さげな席を確保したら
いつものようにシャワールームで汗を流します
 

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シャワールムにはこうしたラウンジには珍しく
髭剃りまでシャワー室のドレッサーに用意されていました
 

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シャワーを浴びて髭を剃ったら、まずはビール
そうですここブリュッセルのビジネスクラスラウンジ「ロフト」には
自分で注ぐタップビールが備えられているんです


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ということでベルギービールの樽生がつぎ放題
私には半日くらいここにいえも良いくらいの場所です
 

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ベルギービールのタップは4種類
ヒューガルデン・ホワイト、ステラアルトア、レフ・ブロンド、レフ・ブラウン
日替わりなんだそうですが、あのヒューガルデン・ホワイトが注ぎ放題って魅力ありますね
 

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ということで、先ほど寄ってきた空港レストランのビヤバーを眺めつつ
ヒューガルデン・ホワイトで乾杯です
いや~タップビールにつられて有料のビヤバーに寄らなくて正解でした
 

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スパークリングワインはスペインのGran Troya Cava Brut
ワインは
コルチャグア ヴァレーのRio del Mar
ティエラ デ カスティーリャのALMA ARTESAN
といった全く飲んだことのないような銘柄でした
 

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フード類はと言うとまだ朝早くと言うこともあり
コールドミールがメイン
残念ながらサラダや生ハム、ピタパ、ミネストローネなどいかにも朝食メニューでした
 

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あとはパン
これまた残念ながら評判のベルギーワッフルは見かけませんでした
他にはスクランブルエッグにスープが2種類といったところ
 

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ヒューガルデンホワイトと
スパークリングワインで簡単な朝食となりました
 

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ちなみにここのラウンジ「ロフト」の新規に追加されたスペースには、日本の自動車メーカー、トヨタのレクサスが提携していて
日本の「おもてなし」サービスを提供しているとのことでした

たしかにここブリュッセルはEU本部とNATOの本部を擁する「ヨーロッパの首都」ともいわれる街
日本人ビジネスマンもきっと多く訪れるのでしょうね
 


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さて国際デザインコンペティション「レクサス・デザイン・アワード」のオブジェクトなどを眺めつつ
いよいよトゥールーズ行きのブリュッセル航空の搭乗口へ向かいます
 

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日本では「土用の丑の日には、鰻を食べる」という習慣が根付いていますが
その「土用丑の日」ってコピーは最近言われだしたというわけではなく、もともと江戸時代の発明家・平賀源内のコピーなんだとか
我が家ではめったにお目に掛かれない鰻ですが
今月我が家の奥さんが還暦を迎えるというころでお祝いに鰻を食べようと出かけることに


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向かったのは厚別に店を構えて27年になる鰻料理の老舗
関西地焼「活鰻(いきうなぎ)」
厚別区の住宅街にぽつんと佇むお店です
 

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予約の上、伺いましたが
小上がり席ではなく鰻の焼きが見ることのできるカウンター席に陣取りました
 

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席に着くとご主人が鰻を串を打ち火にかけはじめました
ここのお店の鰻の焼き方は蒸さない鰻
いわゆる「白焼」
カリッとした食感が楽しめる関西風の鰻の焼き方です
 

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焼いているところを写真撮っても良いかと尋ねたところ
大将は快く承諾くださったうえ
 

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自慢の鰻の水槽を開け静岡から鰻を活きたまま空輸した鰻を見せてくれました
ここのご主人曰く、価格の安い中国産うなぎは成長ホルモンや抗生物質などが多く使われその危険性もささやかれていますが、スーパーなどにならぶ鰻のほとんどがそうした中国産だったりするそうです
 

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そんな様子を眺めつつ冷酒を楽しんんでいると
突き出しに出てきた骨せんべい
これが美味い
ここでついついビールをたのんでしまうほど


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そんな様子を見てか
女将が出してくれたのが、この自家製のイカの塩辛でした
 

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さて肝心の鰻ですが、我が家の奥さんは当初から
「なごやめし」として有名なひつまぶし狙い
 

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ここのお店のひつまぶしは
鰻一匹200gをまるまる使用
付け合わせに葱・海苔・山葵と漬物がついており
女将さんからレクチャー受け
山椒で一膳、薬味で一膳、そしてお茶漬けで一膳と風味を変わえつつ
3度楽しめる
そして最後はお茶漬けで〆
 

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私はと言うと
「こぶし鰻重(中割一匹半)」とボリュームたっぷりの鰻を頂きました
 

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こんな感じで静岡産の鰻をご主人との会話を肴に楽しく過ごさせていただきました
次回いつ来れるかわかりませんが、また鰻が食べたくなったらお邪魔させていただきます

2年ほど前、スペインのバルセロナに行った時の事
2階建て観光バスを使ってバルセロナの街を散策するバルセロナ・シティ・ツアーに乗りFCバルセロナの本拠地カンプ・ノーを訪れました
 

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そのカンプ・ノーに併設するミュージアムには「イニエスタ」のユニフォームが展示されてていたのを覚えています
そのイニエスタ、FCバルセロナの頭脳とか心臓あるいは手品師などの愛称があり世界最高の名手との呼び声が高いプレイヤーです

 
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そんなスペインの至宝ともいえるイニエスタ
それが何と・・・何と・・・・
『5月24日、J1リーグのヴィッセル神戸は、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34才)と正式に契約』
・・・・日本のJリーグに移籍する?といったニュースが流れてきて
自分自身の目を疑いました



 

ところで私の住む札幌には札幌ドームを本拠地とするJ1のコンサドーレ札幌があり
当然イニエスタを要するヴィッセル神戸と相まみえることとなります
しかもコンサドーレ札幌とヴィッセル神戸はJ1リーグの4位・5位の好敵手どおし
 

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ということでイニエスタか加入し始めて対戦する
2018明治安田生命J1リーグ第25節コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸戦には
スペインの至宝を一目見ようと、札幌ドームに3万2475人が押し寄せることになりました
ちなみに私もそんなミーハーな観客の一人です
 

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もっともコンサドーレ側としてもイニエスタ人気だけに頼らず
記念撮影コーナーでは試合前だというのに、ファンサービスということなのでしょう
ぎりぎりまで河合選手との記念撮影会が行われていたり


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屋外テラスでは肉祭なる屋台のイベントが行われていたりもしていました
ちなみに屋台の中にはアウェーでありながらもヴィッセル神戸のグッズ売り場(ほとんがイニエスタ関連の商品)まで用意されていました
 

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札幌ドーム内の大型ビジョンには試合前
イニエスタがスタメンで出るとの告知がありましたが
来てよかったと感慨にふけりつつ、サッポロクラシックをグビグビやりつつキックオフを待ちます
 

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この日の試合はいい意味で上位争いをする白熱の試合
悪い意味ではレッドカードやレフェリーの笛に疑問が出たりするなど波乱も有りましたが
我がコンサドーレ札幌が3対1でヴィッセル神戸を下し
4位を確実のものとしました
ということでもう少し勝ち点を重ねるとAFCチャンピオンズリーグも見えてくるそんな状況になってきて、今後のコンサドーレ札幌の戦いにも目が離せなくなりそうです

というかもしかすると海外でコンサドーレ札幌の試合が見られる可能性が出てきました
 

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さて肝心のイニエスタのプレーですがペナルティエリア付近でディフェンスの股を抜くパスを送るなど、32千人の観客をどよめかせるプレーがあったりと、往年のプレーには及ばないでしょうがファンタジスタを思わせるプレーを各所で魅せてくれました
チャンスがあればもう一回ぐらいイニエスタのプレーを堪能したいものですね
 

我が家の小さな庭で育てているとうきび
今年は6~7月と雨の日が続き冷夏ともいえるような夏だったせいか、不作に終わってしまいました
朝もぎのとうきびが食べたいと考え、育てていただけに残念
そんな思いで仕事で千歳に向かう途中
恵庭バイパスから千歳への抜け道である戸磯黄金通りに入り少し走ると見事なとうきび畑を見かけました
 

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それは道路沿いに200m以上にわたって続くとうきび畑
どこかに直売所ないかな~なんて考えているととうきび畑の脇にそれは有りました
 

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この時売られていたのは「ゴールドラッシュ」という銘柄
Lサイズが1本100円ということで、コスパも良いことから4本購入しました
 

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このゴールドラッシュ
さわやかな甘みと大きめな粒が特徴で名前の通り黄金色のとうもろこしでした
非常に柔らかい粒皮との事なので、外皮を少し残しストウブ鍋を使用を使い無水料理
 

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大粒のとうきびを美味しくいただかせてもらいました

ちなみにここ千歳の高島農園では時期によって売られている品種を替えているよう
仕事やゴルフでここの農園脇の道路を通ることは多く、少し注目しておいてまた違った品種があれば立ち寄ろうと思います

先週の日曜日、震災の後処理でバタバタしておりましたが何とか休みをもらい
7月に他界した母の四十九日と納骨を執り行いました
その後、母の生前一緒に何度も足を運んだレストランで昼食を取ろうと向かったのが
「焼肉とステーキの店 ノースヒル 茨戸ガーデン」
入り口向かって左手は焼肉屋で下の写真が家族4名で焼き肉したときの様子です
 

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今回伺ったのは右側の怪しさ漂う昭和の洋食レストラン
ハンバーグ好きな母を連れてこちらにもよく来ました
ということではありますが、今回頼んだのはそのハンバーグではなく
テーブルにでかでかと表示されたメニュー
「羊のヒレステーキ 200g」
ライス・サラダ・ドリンクのセットで1,800円
ドリンクは味噌汁かソフトドリンクか選べるので、味噌汁をチョイスしました
ちなみにビールの大ジョッキは弟が飲んだもの
自宅の近い弟はいつも昼からグビリとやっていますが、私はハンドルキーパーのためここのお店で飲んだことは有りません
とりあえず写真映させるため取り上げて写真撮影
 

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さて肝心のその羊のヒレステーキ
珍しいラムのヒレ肉はくさみは無いうえ肉厚で肉好きにはたまらないメニュー
ボリュームもたっぷりで満足の一皿でした
 

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我が家の奥さんが頼んだのは
9月限定のメニューの『ステーキ丼』
醤油ベースのタレが底に溜まってしまっているくらいは愛嬌として
220gのステーキがのったドンブリに石狩産のタコのカルパッチョまでついて、1,000円
こちらはヒレステーキ以上にお得なメニューでした
また墓参りにも来ますので、母を忍んでまたこのステーキ丼食べに来ようと思います
もちろん今月中に・・・
 

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毎年恒例となっている斜里でのキノコ狩りですが、今回も泊まらせてもらう実家で暮らす義弟の話だと、現在斜里周辺の農家などにヒグマが頻繁に出没しているとの事でした
ヒグマは怖いがやはり天然の舞茸は貴重な秋の味覚、しかもこの時期しか取れません
私どもの入る森はさほど山奥ではない里山、警戒して真っ昼間に入山すれば大丈夫だろうと、クマ鈴を抱え秋分の日を交えた連休に狙いを定め向かうことになりました
 

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自宅から自家用車で有料道路を避け6時間半
たどりついた里山ではヒグマならぬ「エゾアカガエル」が出迎えてくれました
そのエゾアカガエル、カメラを近づけても動きは鈍く逃げる様子もありません
そろそろ冬眠の季節がやってくるのか、越冬場所を探してうろうろさまよっているようでした
そのエゾアカガエル、こうした森の地面のみならず、川底に堆積している落ち葉の下そう水中で越冬するものもいるんだとか
 

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キノコ狩りをしつつ里山を探索
葉緑素を持たず他の植物から栄養を吸収していく、寄生生活を送る腐生植物「ギンリョウソウ」も見かけました
このギンリョウソウ、豊かな自然の象徴とも云われ
別名を幽霊茸(ユウレイタケ)というのだとか
ちなみにタケの名は付いていてもキノコの仲間では有りません
 

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さて肝心のキノコですが、この里山は広葉樹がほとんどしかも樹齢の経た大木が多く
こうした弱り始めた木々に寄生する「ヤマブシタケ」などのキノコを多く見かけました
 

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というか目的の舞茸はミズナラなどの老木の根付近に寄生するキノコ
木々を選んで散策していますからこうしたキノコを見かけてるのも当然ですね
「マスタケ」や「シメジ」っぽいキノコも見かけましたが、ここはよく知ったキノコ以外は手を出さないのがキノコ採りの原則
そっとしておきます
 

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こうしてさまよい歩くこと1時間半
ついに念願の山の恵「天然の舞茸」を発見しました
まさに舞い踊るほどうれしい
2双に分かれていますが、根は一本の舞茸で後で軽量したところ1.5kgありました
 

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しかも採取したこの天然の舞茸
虫がいないばかりか、虫食いの後も有りません
我が家ではこうした価値のある収穫物を「築地物」と呼んでいますが、築地市場あたりで並べたら間違えなく3万円には下らないまさに上物でした
ということで収穫した夜は先ずは天ぷらにして頂きます
あわせるお酒は地元網走ビールの流氷ドラフト
 

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札幌に帰ってからは、一発奮起して松坂牛を購入
舞茸料理の中でも一目置く料理「天然舞茸のすき焼き」にしたり
 

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これぞ北海道の秋の味覚ともいうべき料理
「オホーツクの鮭と天然舞茸のホイル蒸し」
今回はストウブで蒸してみました
もちろん合わせるのは日本酒「獺祭」とともにいただきます
 

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ちなみに私がいつも入る斜里の里山
この場所を知る方々の親から子への世代交代が進んで居ないのか、親が高齢になりこの里山を訪れる機会が減っているようで最近ではこうした人知れず朽ちた舞茸を多く見かけるようになりました
この舞茸の残骸は1週間前に見つければ2kgはある大物です
いや〜もったいね〜
聞くところによると舞茸はこうして朽ちると次回生えなくなるとか
とは言え沢山この里山に人が入れば採れなくなるし
難しいところですね
 

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とはいえまずは今年も山の味覚に乾杯です

摩周そば道楽の「田舎そば」

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秋に知床を訪れると立ち寄りたくなるのが、そば屋さん
そう9月と言うと新そばの季節だったりします
特に実家近くにの斜里町来運には「そば処らいうん」があり
隣町の清里町にはミシュランガイドブックに掲載された「秀峰庵」があったりしますが
双方ともにこだわりのそばが食べることが出来ます
 

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ただこの2店は実家からほど近く、何度も足を運んでいることから
どこか違うそば屋さんと言うことで、頭に浮かんだのがレストラン摩周で食べた「摩周そば」でした
その摩周そば、品種は「キタノマシュウ」が有名で
摩周湖のある弟子屈町にある10軒の農家で生産されていますが
そのそば畑は全て合わせても総面積230ヘクタールと作付面積が少なく収穫量にも限りあり
「幻」と形容されるほど、生産量が少ない品種だったりします
 

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前置きが長くなりましたが、その摩周そばを食べようと
斜里から野上峠を越え川湯温泉のある弟子屈にやってきました
向かったのはガソリンスタンドを目印に左折、畑の向こうにお店がポツリと見え風景に溶け込むような静かな佇まいの「摩周そば道楽」
のぼりにはJA摩周湖産 玄蕎麦使用と書かれていました
ちなみにこの畑にそばが植えられることもあるようですが、伺ったこの時は豆か何かが植えられていました
きっとこれはそば連作障害を避けるためなんでしょうね

 

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開店時間とされる11時よりは少し早く到着しましたが、すでに店には暖簾がかかっていました
 

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そば挽きに使用しているか、店の横では水車が回っていて
風情を醸し出しています

 
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まだ開店前の時間帯だったためか
店に他の客はおりません
先ほど見た水車でどうそばを挽いているのか見ようと、そばを挽く石臼の近くの席に陣取って聞いてみたところ
とてもこの水車を使った石うすで挽いたくらいでは、店で出すほどそばを挽くことはできなく、現在では使われていないのだとか

 

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この摩周そば道楽
もともとはソバ農家だったご主人が、70を過ぎてから始められたお店で、現在84歳を迎えられたご主人が、自家栽培のソバの実を、挽きたて・打ちたて・茹でたてで提供していること
キッチンを覗くと、ガス台やそばを湯がく鍋もどことなくプロっぽくないところが、「道楽」で始めた店を思わせます


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メニューを見ると
は「もりそば」「かけそば」「ざるそば」「かしわそば」「いなかそば(冷)」「いなきびご飯」といかにもこだわりのそば屋さんらしいメニュー表


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頂いたのはお店一番の自慢
皮ごと挽く黒みがかった摩周そば10割を手打ちした「田舎そば」
10食限定とのことなのでこいつにいたしました
そう我が家はこうした限定品に弱いんです
お新香やデザートの付け合わせがあるのもいかにも田舎の風情
もちろん美味しく頂かせてもらいました

 

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あまり出回っていない「摩周そば」ではありますが、我が家近くにも
ミシュランガイド北海道版2017で一つ星を獲得した
北広島にある「そば切り なかむら」さんで提供しているようなので今度寄ってみようと思います
 

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