北海道三大行燈祭りの一つ「沼田町夜高あんどん祭り」
(ちなみに他の2つは「しれとこ斜里ねぷた」と「八雲山車行列」なんだそうです)
沼田町は、富山県出身の沼田喜三郎らの開拓により現町名となりましたが
住民がそんな沼田町の開拓の祖「沼田喜三郎」の出身地である富山県小矢部市の「津沢夜高あんどん祭」を見に行き
同様の祭りがしたいとの思いから始まったお祭りなんだそうです
ちなみにこの沼田町夜高あんどん祭り
新聞によると23日、24日の2日間で5万5千人が訪れたのだとか
もはやコロナ禍は終わりを告げたようですね
現在私が勤務している滝川から沼田町までは車で30分くらいと近いことから、土曜日の混雑を避けるため
23日の金曜日に伺うことに
案の定、午後7時くらいに到着しましたが駐車場にもすんなり入れました
早速会場に伺いましたが
日暮れとともに山車に田楽、吊りあんどんを組み合わせた巨大なあんどんに一斉にあかりが灯されていました
お祭りですから屋台(露店)の出店がありますが
これが3か所の特産品フェア会場やキンチンカー会場など多彩な屋台がずらり並ぶなど
かなり多彩な配置
そのうえこんなホタテやタコ、海老の焼き物コーナーがあったりと魅力たっぷり
フードコートが多数用意されていたのも嬉しい配慮です
さて肝心の沼田町夜高あんどん祭りですが、迫力ある喧嘩あんどんを見るためには
やはり有料観覧席がベストだそうで
ここに来る数日前に急遽有料観覧席S席最前列を予約しました
ちなみにSS席はその時にはすでに満席でした
まずは喧嘩あんどんの前の前座でしょうか
沼田小学校と沼田中学校の子供たちが法被を身にまとい、夜高節や夜高踊りが披露されます
なんだかこのお祭りの将来に希望が持てますね
続いて最大の見どころ「喧嘩あんどん」
重さ5トンのあんどんを「ヨイヤサー!!」のい掛け声とともに激しくぶつけ合う勇壮な祭り
極彩色の美しい行燈山車が激しく激突します
まずは五穀豊穣を願うJA北いぶきのあんどんを襲う沼田町役場のあんどん
今度はJA北いぶきのあんどんが沼田町役場のあんどんを逆襲
喧嘩あんどんで壊された吊りあんどんは
その場ですぐに交換
新たに吊るされた吊りあんどんに灯がともると拍手が起きていました
続いてやってきたのが沼田自衛隊
この洗車のあんどんなかなか良いですね
沼田自衛隊のあんどんをよく見ると
花(鬼)嫁募集中と書かれたあんどんを掲げておりました
そんな沼田自衛隊のあんどんが沼田町役場のあんどんに対し先制攻撃
このあと沼田町役場のあんどんの逆襲があるはずが、ふとしたトラブルで中止
この日の沼田町夜高あんどん祭りはこれで終了となりました
そうそう有料観覧席の参加記念品として
ホクレンの北海道米炊き込みごはん(ジャンバラヤ、とり五目おこわ)をいただきましたが
これって市場価格で1,100円程度のもの、米がなくなったら急場はこれでしのげそうです
なんだか得した気持ちになり会場を後にしました