早朝から北海道の尾瀬と呼ばれる秘境「雨竜沼湿原」をトレッキング

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前日の夜遅くに沼田町夜高あんどん祭りから赴任先の滝川に戻ったばかりですが
翌日は朝から雨竜沼湿原をトレッキングしようと出かけました
さてその雨竜沼湿原、数多くの高山植物の描き出す光景から北海道の尾瀬ともいわれていますが、登山者に人気の尾瀬よりは圧倒的に来訪者が少なく
週末にはトイレ待ちや木道の混雑等がおきる尾瀬よりはかなり気軽にトレッキングが楽しるコースだったりします
それに赴任している滝川からだと1時間ほどで雨竜沼湿原管理棟に行くことが出来るといった利便性を考えると滝川にいるうちに行かなきゃ損と言ったところでしょうか
案の定、駐車場にたどり着いた7時過ぎに登山客は私たちのみでした
まずは管理棟で登山届を出し、協力金500円を頂けます
 

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管理棟から湿原の入り口までゆっくり歩いて2時間(4.1km)ほどの登山が必要
てなわけでトレッキング開始
 

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「白竜の滝」
登山道から見ることが出来ますが、せっかく近くまでの道があったので下まで降りで眺めてきました
  

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滝を眺めた時も水量が多いと思いましたが、前日までに降った雨の影響で激しく流れとなっています
 

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登山道も同様に雨水が流れており
小川の渡る際も注意が必要なくらいでした
いや~登山靴ではなく長靴で来て正解でした
 

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管理棟から湿原の入り口までの標高差は500m
白竜の滝からは苦しい登りとなりました
けれど登った先ではこんな景色にも出会えます
 

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てなわけで2時間ほどの登山で湿原の入り口に到着
休憩用テラスがありここで記念撮影


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このテラスからパンフレットなどでよく見るペンケペタン川が蛇行しながら流れる様子が見て取れました
 

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暑寒別岳東中腹標高の標高850メートルの溶岩台地に広がる湿原の面積は101.5ヘクタール
日本有数の山岳型高層湿原帯で、ラムサール条約で保護されている湿地のひとつで北海道遺産にも登録されています
湿原の保護のため長年にわたり堆積した泥炭地となる湿原の中には1周約3.5キロメートルの遊歩道たる木道が整備されています
遠くに南暑寒岳と暑寒別岳がのぞめますが、どう見ても雲の中
山頂に登頂できてもなにも見えないでしょうから、今回はここまでといたします
 

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さて今回の雨竜沼湿原へのトレッキングの目的はトンボ
前回この湿原トレッキングでは多彩なイトトンボを見ることが出来ましたが
残念ながらこの日は風が強く、か弱そうなイトトンボを見る機会は有りませんでした
かわりにそんな強風にも負けずに飛ぶオニヤンマの姿をあちらこちらで見かけることに


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緑の野を多彩な高山植物が飾り立てる雨竜沼湿原ですが、咲き乱れるのは7月くらいまで
さすがに終わってしまっているかと思われた高山植物でしたが少しばかり見ることが出来ました
たとえばこの
「トリカブト(鳥兜)」
 

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そして「ヤマアジサイ」
こんな高山植物を見ながらの楽しいトレッキング
ただ翌日、筋肉痛に襲われることになりました
 

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このページは、r-ohtaniが2024年8月31日 06:00に書いた記事です。

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