函館・室蘭巡業その1_2017の最近の記事

出張で室蘭を訪れた日の事、昼時となりさてランチをどこで食べようかという事となり、思い浮かんだのが、カツ丼
室蘭に本店があるとあるそば屋さんで提供してくれるカツ丼のイメージが私にはありました
いえいえ室蘭と言えば「室蘭焼き鳥」でしょうという声もあるでしょうが
今回はランチ、焼き鳥屋さんはまだやっていないこともあり、カツ丼が筆頭になりました
向かったのが、小がねというお蕎麦屋さん
一度苫小牧の小がね双葉店で食べて以来、虜となっています
そのわけは何といってもそのカツの量そう大盛りなんです
やわらかなカツがどんぶりには乗り切らず、別の皿に盛られてくるくらいの大盛りです
おそらくは室蘭・登別市民であればほとんどの人が食べたことがあるだろうというご当地メニューでした
 

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ということで向かった小がねそば天海岸町店、運の悪いことに休みでした
替わりにと向かった輪西店も休み、その他廻ったカツ屋さんもみなお休み
どうやら室蘭で水曜日に外食は鬼門のようです
そのまま次の目的地に向かう途中、google mapで見つけたのが、伊達市の弄月町を通る国道37号線沿いにあった『わかさいも』系列のとんかつ専門店「かつ吉」
登別にある「わかさいも」店舗内にあるお店には一度訪れたことが有りましたが、ここは初めてでした
危うく昼飯難民と化すところでしたが、何とかなるものです

もうすでに午後1時半となっていたので店内のお客さんもまばら
窓際の席を確保してメニューに目を通します
ここは当然「カツ丼」を頼むものと思っていたら
同行している方から、これが美味しそうとオーダーしたのが
「桜姫鶏かつセット」
まあ鳥とは言えカツに違いは有りませんので私も習いましたがこれが結構い正解でした

ちなみにここ「かつ吉」のカツにはすり鉢に入ったゴマがここの特徴らしく
ゴマを擦ったすり鉢に特製のソースを加えてこのソースをつけながら食べるようでした
 

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ところでメニューにあったその「桜姫鶏」
さくら鶏の焼き鳥はコストコで売っているのでよくわかっていたつもりでしたが、間に「姫」の文字が入るこの「桜姫鶏」何のことか調べてみたところ
飼育の後半30日間にトウモロコシを極力使わない専用飼料で育てられた鶏のことでピンク色の肉が特徴なんだとか
日本ハムもこの鶏の生産を手掛けていて厚真でも作られているとの事でしたのでそのあたりから仕入れられているのでしょう
ジューシーな鶏肉がぱりっと揚がったカツと相まってなかなか美味しかった
でもできたら生ビールとともにが理想ですが、残念ながら今回は仕事で来ていますのでそれはかないませんでした
 

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今回の函館出張での宿はホテルプロモート函館
函館の繁華街からも近く重宝したビジネスホテルでした
ホテル指定の駐車場はさかえ通り沿いにあり、その中央分離帯のグリーンベルトには「月光仮面の像」があり、そこで記念に写真を撮ってきました
ちなみになぜそこに月光仮面の像があるのか?
わけは月光仮面の原作者である川内康範氏が函館出身で、川内氏が函館市に寄贈したものなんだそうです
川内康範氏は他にもレインボーマンやコンドールマンの原作を手掛けていますが、子供のころそうしたTVの特撮ものに夢中になったのを思い起こしました
 

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さてそろそろ夕食時ですが、昼飯を少し遅めにしかもボリュームのある鶏カツをご飯をおかわりしつつ食べたものですから、おなかが空いてきません
ということで腹ごなしに函館のベイエリアを代表する商業施設「函館金森赤レンガ倉庫」を訪ねることに
 

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七財橋からの赤レンガ街ですが、平日にもかかわらず観光客で結構賑わっていました
同じ観光地である小樽にもしばらくいましたが、小樽と比べアジア系の観光客よりも日本人の方が多かったように思えます
 

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そんな金森赤レンガ倉庫にある
はこだて海鮮市場
いかにも観光地にある市場で興味はそそられませんが、現状を見てびっくりしたことがあります
 

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それがこのホタテの干し貝柱の価格
当初安いな~なんて見ていたら、桁が1桁間違ってみていたことが判明
まぁ桁を勘違いするほど高かったというのが判りやすかったでしょうか?
下の写真のように1kgで28,000円(税込みなら30,240円ということになります)
帆立の貝柱を干した「干貝柱」は中華料理の食材としても人気の一品
これらはきっとそうした中国からきたかたが、お土産に買われていくうちに需要と供給の関係からか、次第次第に高額になっていったのでしょうね
 

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そういえばはるか大昔、江戸時代に遡りますが、明・清との貿易には「俵物三品」と呼ばれたフカヒレ・干しナマコ・干しアワビといった乾物が重要な輸出品でした
そう中国ではフカヒレの原料となるサメは捕れませんからね、フカヒレなどは当時からかなり貴重だったんでしょう
そのほか昆布や干し貝柱なども日本から中国に渡っていたようですが、こうして現在も中国人の爆買い対象になっているようでした
もう帆立の干貝柱をつまみに一杯というのは夢の世界になりそうです
 

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さて金森赤レンガ倉庫をぶらぶらしているうちにお腹もすいてきたことですし
次はホテル近くの大門市場あたりに繰り出そうと思います

函館ひかりの屋台 大門横丁
8,000㎡ほどのの敷地に北海道名物の海鮮料理やジンギスカン、函館名物の塩ラーメンなどの屋台がずらりと軒を連ねる屋台街です
もともと遊郭が有った地域だったそうで大門はその名を引き継いでいるようです
カウンターが中心の屋台ばかりですが、今回は4名で訪れているのでここは見て回るだけとなり目指すのはこの界隈にある居酒屋となりました
 

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さて新聞にも出ていましたが、いま全国的にイカが不漁らしい
たしかにスーパーなどに並んでいるイカも結構なお値段、イカ刺しなどは最近ずいぶんご無沙汰していますし、今回訪れた函館も例外ではないようです、特に函館名物のスルメイカは記録的いやもとい歴史的不漁で価格が高騰しているようでした
そんなこともつゆ知らず夕食を食べに行ったのは「いか太郎2号店」
新鮮な活イカが食べられると期待して伺ったお店でした
 

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店内は半個室
飲み放題の看板と「活イカ」の文言に誘われ入ったこのお店
生ビールはサッポロクラシックというのが嬉しい
(写真はブレてしまいましたが、ジョッキにはこの店のトレードマークのイカが描かれていました)
 

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さてまず頼んだのはお造り
その名も「漁師も納得!!(一番人気)お刺身十点盛り合わせ!!」
というやつです
マグロやサーモン、カツオ、ブリ、サバ、エンガワに加えカニやホタテ、ホッキそれにタコと2千円で4人前にしては結構豪華
特にタコがコリコリしていて旨かった
ただこれには函館名物のイカは載っていませんでした
 

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ということで、イカ刺しを別途頼もうとしましたが、スタッフの方いわく
イカ刺しは1,500円で用意できますが、小ぶりのイカしかないのだとか
まぁ前述のとおりイカの不漁はかなり深刻のようです
ということで替わりにイカ料理の定番「イカ納豆」を頼みます
 

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そうそう「イカの沖漬ルイベ」を頼みます
ちなみにこのイカの沖漬け、イカを生きたまままるごと、醤油の入った容器に漬け込ませることにより醤油を内臓まで吸い込ませる漁師料理で生きてるからキモ(ゴロ)まで醤油を吸い込み味がワタに浸透するといった、ちょっと残酷な料理です
ルイベになったイカの沖漬けが室温で溶け出し独特の香りがし出したら食べごろ
ということでこの辺りで生ビールから日本酒(冷)に移行いたします

 

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定番のホッケ焼きもいただきました
ホッケも近年は不漁のようで私自身ももう春のホッケ釣りには出かけなくなったほどですが、出てきたホッケは結構なサイズでした
 

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このほかにもセセリや鶏せい、豚串などの串ものを頼んだりしましたが
お店から最後にクジラのベーコン(価格は1,280円)という豪華な皿をサービスしてもらい
美味しく函館の夜を愉しませてもらいました


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函館のご当地ハンバーガーショップ ラッキーピエロ 通称ラッピ
大門横丁近くの居酒屋いか太郎2号店でさんざん飲んだ後
勢いあまって棒二森屋本館1階にあるラッキーピエロ函館駅前店へ訪れてしまいました

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店内はなぜか「アールデコ」を基調とした装飾様式のこの店舗
この時すでに夜の10時を過ぎていましたが、そんな時間でも地元の方をはじめ観光客もちらほら見られ結構賑わっていました
「ツー・ゴー」なんてスラングも耳に飛び込んできましたから、きっとアメリカから来られた方なんでしょう、国際色も豊かでした


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さてそんなラッピでのお目当ては
もちろん人気NO.1のチャイニーズチキンバーガーいわゆる「チャイチキ」
中華ならではの油淋鶏っぽいから揚げがハンバーグの替わりに挟まれてい
 

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今回初めて目にしましたがこのラッキーピエロでは店の名が入ったガラナを販売していました
うたい文句は「函館名物・空前の大ヒット・爆発的人気 祝 感謝 50万本突破!!」
そういえば道南には七飯町に本社をおく小原商店の「コアップガラナ」があり函館市民にはなじみ深いソフトドリンクだったんですね
 

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さて肝心のチャイニーズチキンバーガー
かじると肉汁があふれ出る大ぶりの鶏唐揚げが3個も入っていてボリュームたっぷり
ずばりこれ一個で一食分は有ろうかと思います
とても飲んだ後の夜食に食べるものでなかったようですが、おごってもらったので美味しいうちにいただくことにします
ちなみに今回の函館・室蘭巡業では1.5kgほど体重が増えてしまいました
原因に一つがこのチャイチキ、ということで禁断の夜食となりました
 

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ということで次回は函館ラーメンの代名詞「塩ラーメン」を〆の夜食にしようと心に誓います

早朝に函館朝市をぶらり

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函館出張の朝、前日は夜遅くまで飲みましたが
翌朝はいつも通り5時には目が覚めてしまいます
いつものように朝風呂を浴びたら、朝飯までまだ時間が有りますのでちょっくら函館朝市なるものを見学に伺いました
 

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函館には「函館自由市場」「中島廉売」そして今回訪れた「函館朝市」と3大市場があるという事ですが、まず伺ったのは函館朝市にある「函館朝市駅二市場」
朝市の名の通り朝6時から営業していましたが、まだ人はまばらでした
もともとは函館市民の食生活を支えている市場だったんでしょうけど、今は観光客が買い支える市場なってしまっているようでした
まるで小樽駅に隣接する小樽三角市場のようです
 

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そんな時間でしたが人だかりができている場所がありました
それが「元祖!活いか釣堀」
近海で獲れた活イカを専用の釣り堀のようです
釣ったイカは捌いてイカ刺しにしてくれるようですが、見るからにサイズが小さい
イカの不漁を目のあたりにしてきました
 

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次に訪れた隣にあった「函館朝市ひろば」の物産館
お店の棚にはこれでもかといったくらいに「ホタテの干し貝柱」が並んでいます
確かにこんなのがちょこちょこ売れるのなら店に並べるのも道理ですね
 

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朝市仲通りから脇道にそれた通りも散策
どこも似たようなお店ばかりですが、並んでいた魚介類はそれは立派なものばかりでした
もちろんお値段も立派でしたが
 

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食堂「味の一番」の前の看板には
「朝市ラーメン」なるもののメニューが掲げられていました
要予約で2,800円これって頼む方がいるってことですね
ここはイカメシが美味しいのだとか
次回訪れてみたいものです
 

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朝市では巨大タコを大きな水槽に飼っているお店もありましたが、これは売り物なんでしょうか
少なくとも飛行機の手荷物にはしたくないものです
 

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函館・室蘭巡業もこれで最後
昼食の時間を少しずらしてランチにやってきたのは
ラッキーピエロ森町赤井川店
平日の1時ころ伺いましたが、駐車場は満車状態でした
 

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外の駐車場は満車でしたが、ちょうど客の入替時だったようで
レジで前払いし席に着いたときはすでに店内は閑散としていました

ちなみにここラッキーピエロさんはファストフードを名乗ってはいても
地産地消に取り組むレストランで厳選した食材と水を使用し冷凍物は使わないのは無論
現在流行りのセントラルキッチン方式のような作り置きを温めるのでは無く、注文してから調理し出来たての料理を提供するというこだわりのお店です
このあと少し待たされることとなりました
 

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20分ほど待って運ばれてきたのが
「チャイニーズチキン・オムライス」
半熟でふわとろの分厚い卵焼きがチキンライスを包んでいますがそのオムライスはそれなりに量があります
その上、大ぶりのチャイニーズチキンが3個載っていていかにもメタボな昼食でした
 

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一緒に伺った同僚のチャイニーズチキン・カレーの写真です
こちらも美味しそう、次回ここに来た時には頼んでみたいのですが
なんといっても私の住んでいるところから一番近いラッキーピエロがこの森町の赤井川店
もう少し来たいんだけど遠いんだよな~


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食べているうちに頼んでいた土産の「チャイニーズチキン・バーガー」も出来上がったようで席まで持ってきてくれました
ということで昨日今日とラッキーピエロを訪れるメタボな2日間となりました

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