カッパドキアは4世紀以降、迫害から逃れてきたキリスト教徒たちが、岩山を掘って修道院や教会を造り、隠れ家としてが暮らしていたエリアで、奇岩を利用して修道士たちが造り上げた教会群が今でもあちこちに点在しています
特にギョレメ谷エリアにあるおよそ30の教会が集中しており、現在はギョレメ野外博物館として公開されています
さて今回参加したカッパドキア観光ツアー
昼食後にはそんなギョレメの谷にやってきました
まずは世界遺産「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」のハイライトのひとつであり
国内外から年間数百万人の観光客が訪れるギョレメ野外博物館の入り口へ
看板の後ろに見えるのがキリスト教徒たちが岩を掘って作った修道院で
修道院は残念な事に数年前から崩壊の危険があるため入場禁止になっているのだとか
ギョレメ野外博物館にある洞窟内部の教会には、保存状態の良い宗教的なフレスコ画(壁画)が残されており、それが見どころの一つ
まずは「聖バルバラ礼拝堂」に残る原始的な壁画
中央が悪魔でその両端が十字架、上段は平和を表す雄鶏が描かれています
残念ながら、ほとんどの画像は、顔の部分が破壊されています
これは新勢力であるムスリム・アラブ軍に聖像を破壊されたり
東ローマ皇帝が出した「偶像禁止令」に基づく聖像破壊運動(イコノクラスム)から逃れるためとのことですが
ガイドさんの話だとその壁画の塗料に聖なる力があると伝えられたためだとも言われているそうです
岩をくり抜いた厨房横にある食堂
修道僧たちの生活を感じさせる洞窟を感じさせます
「蛇の教会」ユランル・キリセのフレスコ画
「リンゴの教会」エルマル・キリセのフレスコ画
「サンダルの教会」
丹念に描かれた色鮮やかな壁画
教会の名はフレスコ画の人物がサンダルをはいていることから名付けられたようです
聖母子のフレスコ画の塗料は人気の為かほとんどはがされていました
丁寧に下には元のフレスコ画が再現されていました
レプリカでしょうか人骨も展示
「サンダル教会」のキリストの十字架刑を描いたフレスコ画
聖ゲオルギウオスの蛇退治が描かれた
「ヘビの教会」
岩窟に隠された「カランルク・キリセ(暗闇の教会)」
は別途に10リラの入場料がひつようとのことなのでパス
ただなんだか外見だけでも芸術性を感じます
と・・・こんな感じで「ギョレメ野外博物館」でローマ帝国から迫害されていた時代のキリスト教のフレスコ画を鑑賞してまいりました

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