トルコのほぼ中央、アナトリア高原に位置するエリアを指すカッパドキアは
前述の話に出てきたような「妖精の煙突」や「キノコ岩」と呼ばれる大自然の生み出す奇跡の絶景が人気ですが
その地下には広大な地下都市が存在し、地下空間で2万~4万人近くの人が日常生活を送れると言われる施設が備えられています
しかもその数はなんと大小合わせて200以上、まだ見つかっていない地下都市やそれらをつなぐ通路が有ると言われていますが
いったい何万人がカッパドキアの地下都市で暮らしていたのでしょう?
歴史的には迫害を恐れたキリスト教徒が約2000年前頃に住み着いたのが起源とされているようですが、この地下都市自体はヒッタイト時代の紀元前からあったとされていて
そのためオカルト界隈ではこの地下都市を古代核戦争があった?時代の核シェルターだったのではと言われています
(ちなみにインダス文明の遺跡モヘンジョダロも同様に核シェルターだったのではと言われています)
オカルト好きな話が好きな私ですから随分と前からこのカッパドキアには興味があり
今回ようやくカッパドキア観光においてオズコナック地下都市を見学することとなりました
写真の小さなエントランスから地下都市に潜入しますが
ここオズコナック地下都市は1972年にこの場所で農業を営んでいた人物が農作物用の水が地下に流れ込むことを不思議に思い地下室を発見したのがきっかけだぅたのだとか
しかもこのオズコナック地下都市は深さ40mの地下10階まであり、推定許容人口は6万人ともいわれています
最初に見つけた方はたいそう驚かれたでしょうね
もっとも見学できるのは地下4階までだそうです
地下都市ってことで換気システムなどがありますが
ここオズコナック地下都市の換気口は他の地下都市と比べて非常に小さく作られています
オズコナック地下都市はヒッタイト帝国時代に最初の掘削が始まり
その後何世紀にもわたって拡張が続けられたと考えられていて
他の岩窟住居とは一線を画す規模と複雑さを持っており
地下深くへと続く狭い通路が迷路のように張り巡らされており、その通路をまるで黄泉の国へと続くのかと思わせます
地下都市内部には礼拝堂や炊事場などの部屋が有ったそうで
そんな部屋には上下の階層と通信できるように、コミュニケーション用の穴が各階に作られていました
「サラファネ・ワイナリー」と表示されているのはワイン貯蔵庫やワイン醸造所だった場所
当時水は腐り易いのでその代替えとして
低アルコールのワインやビールは安全に飲める水としても価値もあったようです
地下都市には食料の貯蔵庫もあったようで大きな陶器の壺が置かれていましたが
大切な産業の一つとなる陶器の町アバノスを彷彿させますね
煙突状の通気孔がありますが
これはこの地下都市を掘削した際の土砂の外部搬出にも使われたでしょうね
通路の高さは1m程度
これにより多くの外敵の襲来を防ぐためでしょうか
そうこうした地下都市は敵対していたアラビア軍やペルシア軍の侵攻から身を守るために建設されたと言われており
部屋の入り口には、内側から入り口を密閉できるよう大きな石の円盤が壁に密着して置かれています
そんな入口を遮断する円形の石の扉を押してみましたが、まったく動かないほど重かった
まぁちょっとした記念撮影なんですがね

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