海遊舘のある大阪ベイエリアまで来たついでと言っては何ですが
元大阪・築港赤レンガ倉庫に世界中から集めた希少なヴィンテージ車を展示しているという
ジーライオンミュージアムにやって来ました
ちなみに海遊館のある天保山からバスに乗りすぐのところにありました
ここは築100年近い歴史を持つ元大阪・築港赤レンガ倉庫の建物を生かし
往時のロンドンやニューヨークの街並みのような空間が演出された大人の空間で
展示場には車好きの人にはたまらない名車を敷地六千坪の博物館に120台余り展示しています
そんな倉庫の前には何気に停められている
ポルシェ 718 ボクスター 2.0リッター水平対向4気筒ターボ スタイルエディション
純エンジン搭載のポルシェのミッドシップ・オープン2シーターで
次期型ボクスターについてはピュアEVとする方針とされていることもあり現行モデルはかえって魅惑的です
隣にあるのは
シボレー・コルベット C8世代
コルベット史上初のミッドシップエンジンレイアウトを採用したモデルです
赤いボディがさえますが
青色のシボレー・コルベット C8世代も置かれていました
入館してすぐの展示室には
シボレー・コルベットC3(1968年)が展示されていました
まわりを見渡すといかにもビンテージなアメリカ車がずらり
どうやら展示室1はアメリカ車に特化した展示のようです
2シーターオープンのプレミアムスポーツとして誕生したコルベット
コークボトルシェイプと呼ばれるC3のスタイルはどことなくセクシーです
オールズモビル(後のGM)・カーブドダッシュ(1905年)
移送手段が馬車から自動車へとシフトしていったアメリカ
マンガ「栄光なき天才たち7」原作:伊藤智義・画:森田信吾で
世界最大の自動車会社ゼネラル・モータース(GM)の創立者、W・C・デュラントが自動車を初めて目にし
運転して「自由だ」と言うシーンがありましたが、まさにそんな転換期の車なのでしょうね
GMとくれば次はフォード
1908年に生産が開始され、1927年まで基本的なモデルチェンジがないまま1,500万台以上が製造された大ベストセラーカー
T型フォード
T型フォード(1926年)
1927年12月にモデルTの後継車であるモデルAが発表されていますから
これはモデルTのほぼ最終モデルですね
内装は白で統一され木製ホイールまで白く塗られた
ビュイック・ロードスター(1912年)
奥に見えるのもまたビュイックですが
ビュイックはゼネラルモーターズでは
シボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの4ブランドの一つに数えられます
スチュードベーカー・アースキンモデル50(1928年)
シボレー・クーペ
ダッジ・クーペ
フォード モデルA(1927年)
フォード・モデルA(1931年)
アメリカで最も古いオートバイのブランド
インディアン・モーターサイクルの
インディアン・チーフ1200のサイドカー(1947年)
映画「ゴットファーザー」にも用いれられた
キャデラックシリーズ61
フォード スタンダード チューダーストリートロッド セダン(1939年)
初代シボレー・ベルエア(1953年)
ちなみに私の好きな映画「アメリカン グラフィティ」には
ハリソン・フォード演じるボブの乗った55年型シボレーベルエアの2ドアが登場し
黄色の1932年式フォード・デュース・クーペとレースを繰り広げ、溝に突っ込んでしまいます
アメリカンマッスルカーのシンボル的な一台
シボレー・ノヴァ(1966年)
映画「ワイルド・スピード」にはシボレー ノヴァ SS(1970年)が
シリーズで人気キャラクター・レティの愛機として登場していました
ビュイック エレクトラ 225コンバーチブル(1961年)
ジーライオンミュージアムの展示場1にはキッチンカーとイートインのスペースがあり
上記の貴重なクラシックカーを眺めつつ軽食や飲み物が愉しめるようでした
さて次は展示場2「欧州車」に続きます

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