シアトル航空博物館最後はボーイング社の興り初期のボート小屋の工場「ボーイング・レッド・バーン」

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ボーイング杜は1916年ワシントン州シアトルのユニオン湖畔のボート小屋を改良したものがその歴史の始まり
それが今や世界最大の工場の規模を誇るのですからたいしたものです
シアトル航空博物館見学の最後はそんな創業時のボーイングの工場というか工房「ボーイング・レッド・バーン」を再現した部屋を見学することに
 

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当時の飛行機工場を再現した建物内では
木製だった飛行機本体を作るのに使われていた木工機械が展示されていました


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そうボーイング社が最初に商業的に成功した飛行機は木製
ここではボーイング・モデルCの胴体(木製フレーム)の製作過程を再現展示されています
ちなみに完成品のモデルCはアメリカ海軍のパイロット訓練機として使用されました
 

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ボーイング社はいままで見てきた通り数多くの戦闘機を作ってきましたが
最初に製造した戦闘機の一つがこの
ボーイング・モデル40B
1920年代後半にアメリカ海軍向けに製造された複葉機で
航空機の胴体は鋼管構造で、アルミニウムと集成材で覆って製作されたのがわかります
  

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南アフリカのアーティスト、ブヘレ・ムハングが手掛けた、ビーズで装飾されたMiG-21戦闘機のインスタレーションアート
 

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最後にシアトル航空博物館の土産物屋でボーインググッツでも買おうと思っていましたが
ここで時間切れ
 

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アメリカ海軍のアクロバット飛行チーム「ブルーエンジェルス」のF/A-18ホーネット戦闘機に別れを告げ
路線バスに乗り込みシアトル航空博物館を後にします
 

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そんなダウンタウンに向かう路線バスの途中
陸橋の下にホームレスの集まりを観ました
テントもありますが、そこにはなんとキャンピングカーで生活しているホームレスらしき方々もおりました
ちなみにシアトルには3,000人~5,000人の車上ホームレスが確認されているそうです
これはハイテク業界の好景気からくるシアトルのべらぼうに高い住宅価格と家賃のため
一見「ホームレス」なのか、キャンピングカーの旅を楽しんでいる退職者なのか判別し難いのが
ここでもアメリカの一面を見たように思えました

 

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このページは、r-ohtaniが2025年10月26日 06:06に書いた記事です。

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