ホー・チ・ミンが眠るホーチミン廟内で衛兵に連行される

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ハノイ最終日、先般夕刻に伺ったのにすでに閉場していて入れなかった
「ホーチミン廟」に朝早くに再訪
ホーチミン廟の入り口に着いた時はまだ入場待ちの列は出来ていませんでした
ちなみにホーチミン廟に入るにはセキュリティを通過せねばならず
入場口では空港レベルの荷物検査があり、飲食物などはここで破棄しなければならぬほど厳重な検査を受けるため
いつも長い列ができているそうです
もっともここには荷物預け所があり、カメラなどを持ってる場合は預ける事になります
 

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そのホーチミン廟は名前の通りベトナム建国の父、ホー・チ・ミン氏の遺体を安置している墓廟です
 

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もっともここにはホーチミン廟大統領府たる「公邸」があり
これは現在も使用されているそうで見学は不可でした


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清貧で生涯独身、財産はなにも持たなかったという、ベトナム建国の父、ホー・チ・ミン氏でしたが
初期の私邸にある展示物はそこそこ立派でした
 

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これはホーチミン主席の執務室


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そしてホーチミン主席が乗っていた車3台
手前の黒い車は1954年にソ連から贈られたボルガ
隣にニューカレドニアの越僑から贈られたプジョーだそうです
 

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そしていよいよベトナム建国の父であるホー・チ・ミンが眠るホーチミン廟内へ
ここはベトナム🇻🇳で一番神聖な場所
廟内外は白い制服を身に纏った衛兵に厳重に警備されており入る前から荘厳な雰囲気を肌で感じました
当然廟内は撮影不可
手前の受付でデジイチは預けましたが、何故かスマホはOKとの事
中に入る前に下の写真を撮ってから廟内にはいりました
列に並んでホー・チ・ミンの遺体を見ていたところ、途中警護する衛兵に差し止められて、その後、別室に連行されました。
別室の取調室で取締官に、胸のポケットに入れていたスマホが写真を撮ったすぐ後だっので画面が表示され暗い廟内(遺体安置室)で光っていた。
廟内では何も撮影などしていない(撮りたかったのは実はやまやまだったのですがとは言いませんでした)とスマホの写真を見せて数分説明し、無事釈放されました
いや〜びっくりと言うか、本当に怖く
なんとか辿々しくはありましたがしっかりと英語で主張したのだけ覚えています
取締官には最後笑顔で見送られましたが、これが大陸のあの国ならアウトだったかもと思うとまた恐怖が込み上げてきます
 

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冷や汗を流した後は
何事もなかったかのようにホーチミン博物館へ
 

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この日はベトナム人民軍の若手たちも私どもと一緒にベトナムの歴史を学びに来ていたようです
 

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このページは、r-ohtaniが2025年8月31日 06:26に書いた記事です。

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