「ベトナムといえばバイク」
今回伺ったハノイの街中にはありえなほどの数のバイクが道路を我が物顔で走っています
それもそのはずベトナムの総人口が9,600万人に対し保有するバイクの数はおよそ5,000万台近くといわれるほどバイクの数が多いのですが、子供数の多いベトナムですから、これはもうほぼ一人に1台保有といっても過言ではありません
しかも週末に乗るだけではなく普段の移動手段として必要なため、どこに行ってもバイクだらけといったのがベトナムの風物詩だったりします
ただそれだけ多いと問題も多く、しかも信号の無い交差点が多いことに加え
こんな携帯電話を使いながら乗ったりと交通マナーも芳しくないということで、ハノイでは道路を渡るの命がけだったりもします
そんなベトナムの交通ルールがどうなっているのかもわかりませんが
信号無視、逆走、過積載は当たり前、ベトナムの経済を底辺から支えるバイクはホンダ、ヤマハ、スズキが多く何だか誇らしく感じます
ノーヘルは当たり前、こんな4人乗りのスクーターもしょっちゅう見かけたりします
しかもバイクやスクーターは単なる交通手段ではありません
建設資材や食品などありとあらゆるものの運送手段として、日本でいうところの軽トラックのような使われ方もするようです
そんなバイクやスクーターで特にハノイっ子たちに人気なのが日本ブランドの「ホンダ」や「ヤマハ」
この2つのブランドだけで売り上げの8~9割を占めるそうです
写真は果物屋をやっているスーパーカブですが、ここベトナムでもちろんスーパーカブは大人気
そうベトナムの人びとはスーパーカブ・シリーズの愛着は半端ではなく「スーパーカブ・パラダイスの国」と呼ばれています
というのも1967年ホンダがスーパーカブを最初に輸出したのですが、その時の人気はすさまじくベトナムを走る二輪車の90%近くがスーパーカブ・シリーズとなってしまっていて、道路に溢れる洪水のごとく走っていたそうです
おかげでバイクのことを「ホンダ」とも言っていたという逸話もあるくらいです
絶対にコケない自信があるのでしょう
たくさんの観賞用の鳥を運ぶ姿にちょっと感動したりもしました
こんだけ積んであると後ろどころか、横すら確認できません
大丈夫なのかと心配になってしまいました
これまた怖いプロパンガスの配達
日本の危険物取扱者が見たら仰天しそうです
そして人力タクシーが進化したという三輪車「トクトク」は今もなおハノイの主役
もっともこうして人を載せる以外にこうした建築資材を運ぶトラックとしての使い方もあるようです
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