私にとってベトナムと言えばコーヒー
休日は朝からコンデンスミルクたっぷりのベトナムコーヒーを淹れて、ゆったりとした時間を楽しんだりもするくらいです
今回のベトナム・ハノイ旅もカフェ巡りが一つの楽しみになっていることで
ハノイで最初に訪れるのは旧市街のとあるカフェを目指します
ちなみにそんなカフェを探している途中、旧市街を走りまわる伝統的な人力車「シクロ」を見かけました
そのシクロ、自転車の前に座席を設けた三輪自転車タクシーなんですが
フランス植民地時代にベトナムに導入されたもので、もとはといえば日本で「発明」された人力車から派生した乗り物だったりします
たしかに人力車は海外でも「リキシャ」って言いますしね
そんなシクロに乗ってハノイの旧市街を回って歩くのも面白そうですが
限りある日程ってこともあり、今回は諦めます
肝心のカフェ、入り口がわかりずらく迷いましたが、なんとかたどり着きました
それがエッグコーヒー発祥の店「CAFE GIANG(カフェジャン)」
人気店ということもあり、混雑しているのでしょう
2階のベランダまで人があふれていました
2階のほうが空いてるよと言われ2階に上がると、広々としているうえ
小さなテーブルやイスで埋め尽くされています
しかも伺った際は満席
有名店なんで仕方ありませんね
まぁこれだけいると帰る方もいらっしゃると思っていたら案の定
ワンテーブル空きようやく着席
まずはテーブルに置かれたメニューを開きますが
お目当てのエッグコーヒーは35,000ドン
日本円で196円ほど
ちなみにそんなエッグコーヒーはイタリアの牛乳を使ったカプチーノからインスピレーションを受け
当時牛乳が高価な為、卵で代用したものなんだとか
確かにタイをはじめとした東南アジアの国々では共通して乳製品が高価
これは乳牛が暑さに弱い動物ということもあり、特に牛乳(フレッシュミルク)について昔はあまり流通していなかったという事によるのだと思います
ただ、無いなら出来ないではなく、どうすればできるのかを考えた商品で、それが逆にヒットしたというのが素晴らしいですね
提供されたエッグコーヒー・エッグカカオ
湯煎しているコーヒーカップの中でかき混ぜシェイクのような状態でいただきます
まるでコーヒー味のカスタードクリームを食べているような味覚でした
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