今回の山形行きを決めた理由が、田んぼの中にあるショウナイ・スイデンテラスでの宿泊
噂通りの素晴らしい施設で
ホテルのある庄内は米どころに加え酒処でもあることから
日本酒にまつわる施設も多く、連泊して楽しんできました
山形2日目の夜はそんなスイデンテラスでたまたま予定されていた
「SAKE STORY 2025 鯉川酒造」なる日本酒と料理のペアリングディナーを予約の上で参加することに
庄内産食材に拘った、スイデンテラスの料理長佐藤氏が手掛けるフレンチ料理に、なんと日本酒を合わせると言ったイベント
しかも昨日酒蔵見学させていただいたばかりの
今年で300周年を数える、庄内余目の鯉川酒造の日本酒と共に堪能させて頂きました
この宴で堪能させていただいた鯉川酒造の日本酒は写真手前から
「純米吟醸酒 若き鯉ヶ龍」(原料米:山形県産 亀の尾)
「純米吟醸 あたためますよ」(原料米:山形県産酒造好適米)
尾瀬あきら氏のアシスタントを勤めたことのあるマンガ家、池沢理美氏のイラストのラベルが良いですね
「純米吟醸 亀治好日スペシャル(火入れ原酒)」(原料米:山形県産 亀の尾)
これはR2BYとあり、涼温倉庫でねかせた熟成酒でした
「純米吟醸 恋の川 亀の尾 8年古酒」(原料米:山形県産 亀の尾)
「大吟醸 KOIKAWA 26年古酒」なんて貴重な日本酒もいただきました
他には阪本正義氏のイラストのラベルが映える「純米吟醸 Beppin DEWA33 生酒」(原料米:山形県産出羽燦々)
「純米吟醸 鯉川中取り生酒」(原料米:山形県産酒造好適米)も冷やしていただきました
会場はスイデンテラスのレストランMOON TERRASSE1階
テーブルにはこの日のメニューと
上記鯉川酒造の日本酒のラベルをあしらった粋なコースター
その上にはスイデンテラスのお猪口に加え
鯉川酒造のBepiinのラベルを手掛ける阪本正義氏のイラストが描かれた平盃が用意されていました
ちなみにこの平盃、帰りお土産にいただいて帰れることとなりました
乾杯酒となったのが「純米大吟醸 水田 SUIDEN 2025 春分 生酒」
「せっかくペアリングイベントをするなら酒造りにも挑戦してはどうか。伝統を継承する蔵人と共に汗をかくことで、学び感じることがある」といった鯉川酒造の佐藤一良社長が声をかけた事がきっかけで、スイデンテラスのスタッフが酒造りに関わり醸されたオリジナル日本酒だそうです
イベント開始に先駆けてその水田のボトルにラベル張りを行うと言う作業があり
失敗したら大変と緊張した面持ちでラベルを貼らせていただきました
日本酒の盛りはそこそこ盛られた事もあり、帰りにはしっかりと酔っぱらってしまうことに
そんな日本酒に合わせるスイデンテラスの料理長、佐藤義高シェフの料理はと言うと
まずは卵の殻を食器にあつらえた「ヤリイカのカルボラーナ トリュフとベーコンのエキューム」
「フグの白子と紅エビのアメリケーヌ あいさのリゾット」
こんなにしっかりとしたアメリケーヌソースは久しぶりに味わいましたが
佐藤シェフ曰くこの人数分のソースのため使用された海老は大量で剥くのが大変だったのだとか
「庄内野菜とグリルしたカレイのミキュイ 春菊のピューレ」
「アンコウのカダイフ巻き 庄内浜のスープ仕立て」
カダイフ巻きも美味しいがアンキモが美味かった
「桜鯛のポアレ 菜の花ソース」
「金華豚の薪焼き 行者ニンニクとナッツの和風ソース」
山形でも行者ニンニクは採れるんですね
まさに旬の行者ニンニクは香りも良かった
「桜のモンブランとふきのとうアイス」
余っても仕方ないとのことで
BeppinDEWA33生酒や鯉川中取り生酒をおかわりしたんまりいただきましたが
鯉川酒造といえば燗酒
専用の熱燗器で適温にした燗酒もたらふくいただきました
ここで燗酒には一言有る鯉川酒造の佐藤社長から
燗酒を自宅で簡単に楽しむにはやはり電子レンジが便利
けれど湯煎などでの燗と違い、電子レンジだと徳利の上下で温度差が出来てしまうことから
出来れば空の徳利とともにチンして、温めた日本酒をその空の徳利に入替ると温度差がなくなりさらに美味しいといった酒飲みには有用な話も聞かせていただきました
そうそうこんな非売品の「大吟醸 26年古酒」なんてお酒も堪能しました
26年も寝かせると琥珀色に近い色が着くのですが、鯉川酒造の日本酒にはそれがないようです
もちろん味コクまろやかでした
最後に鯉川社長と記念撮影
こんな感じでこの夜は楽しい宴となりました
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