日本の渚百選に選ばれる「由良海岸」
東北の「江ノ島」とも言われる山形を代表する美しい海岸です
ちょうっと狭い路地を通りやってきた駐車場には
伝説の八乙女のうち恵姫と美鳳の二人の乙女像
そして海洋人工島「ポセイドン」に使用されていた錨がモニュメントとして飾られていました
由良海岸から白山島までは177mの朱色の橋で結ばれており
この日は風が強く波があれていて怖かったのですが、御朱印がいただきたいと言った思いから渡ることに
ちなみにこの日、重機が2台ありましたがこれは写真手前にあった元休憩所(魚見台)を壊すのに使ったんでしょうね
ちなみに廃材は船で運んだか、渡ってきた小さい橋を使ったんでしょうか
ただ意を決して橋を渡った先にある白山神社の拝殿には、だれもおらず
結局、御朱印を賜ることは叶いませんでした
拝殿に掲げられた案内板には
主祭神は「菊理姫命(くくりひめのみこと)」
側神は「伊奘諾尊(いざなぎのみこと)」「伊奘冉尊(いざなみのみこと)」とあります
この三神となるとどうしても神話(日本書紀の異伝)の「泉津平坂」の話が思い浮かべてしまいます
話の内容はと言うといざなみは先立たれた妻いざなみを慕い、黄泉の国を訪ねて行きますが、変わり果てたいざなみの姿に驚いたいざなぎは逃げ帰ろうとすします
怒ったいざなみは追いかけ泉津平坂で追いつかれ口論となったところに現れたのが菊理姫命で
菊理姫命がいざなみに何かを耳打ちすると、何故か無事に逃げ帰ることができたという有名ですがなんのことかさっぱりわからないお話です
てなわけでここ白山神社には「縁結びの神」もしくは「縁切りの神」として崇敬を受けている菊理姫命が祀られているんですね
御朱印は無理としても参拝だけはしようと、きつい傾斜の263段の石段を登ることにします
登った山頂に白山神社本宮がありました
由良海岸の沖合にある、高さ72m周囲436mの白山島に鎮座するお社
案内板の御神徳の最初にあったのが「海上安全」
まぁこんな場所にあるのですから当然です
ということでこれからの旅の無事を祈願させていただきました
コメントする