昨年12月に参加した「醸造所見学と季節のビール【ドンケルボック】を味わう集い」がとても楽しかったこともあり
また小樽ビール銭函醸造所にやってきました
もっとも年度替わりと言う事もあり、休めない日々が続いてましたが
この日は久しぶりに休みを取って、季節のビール醸造所見学会「ヘレス&純粋令お祝い」という名の懇親会に出席し、たらふく小樽ビールを味わってきました
まずは銭函醸造所の醸造所見学から
醸造所にはドイツビール純粋令が掲げられていますが
これは「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」といったことが書かれているとのことで
1516年4月23日にバイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した法です
500年以上にわたり変わらず遵守されている、なんだかドイツ人気質が伝わる話です
ちなみに今回伺ったのは4月26日ってことで、そんな法律を祝う会でもありました
貯蔵タンク室は0℃に管理されており、低温でビールの一次発酵、二次発酵が行われております
あちらこちらでボコボコ・プシューなんて音が聞こえてきますが、ビールの発酵途中で発生する炭酸ガスが湧いている音でした
そんなタンクから、解説役のSさんが
何か取り出しているようでした
それが発酵が終わったばかりの若ビール
雑味が散見されますが、これはこれでまた味わいですね
若ビールはこのあと、低温環境でじっくりと時間をかけて熟成させ小樽ビールとなって出荷されます
サーマルタンクもありましたが
これはさらに温度管理が難しい特別なビールでも造っているのでしょうか?
酵母室も見せていただきました
ちなみんここ小樽ビールではビールに使う酵母は自社で培養しているそうで
他社にも販売までしているんだとか
さて今回の小樽ビール、季節のビール醸造所見学会「ヘレス&純粋令お祝い」ってことで
主役はこの「ヘレスビール」
主にドイツのバイエルン州など南部で飲まれていて、写真の通り明るい金色をしておりまるで日本で良く飲まれるピルスナービールのよう
特徴はホップの苦味が抑えられていて、モルトの甘みが際立つような味わいのビールです
醸造所見学のあとは醸造所内2階にあるレストランでお楽しみの
そんな小樽ビールの春の限定銘柄へレスを楽しむ会
乾杯酒は無論ヘレス
小樽ビール レギュラー(定番)ビールが20杯限定で飲み放題
メニューには
・ピルスナー
・ドンケル
・ヴァイス
・ラードラァ レモネード割
・ノンアルコールのピルスナータイプとブラックタイプ
というもの
そんなビールのつまみは
ソーセージとたっぷりのザワークラフト・プレッツェル・サラダといったところ
それにメインは熱々のローストチキン
ミュンヘンでビールを楽しんだ際もそうでしたが、ビールのつまみと言えばもはや付きもののような料理ですね
特に普段できないであろうヴァイスのマスジョッキを愉しむなど至福の時を過ごしてきました
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