山形での宿は晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル
「ショウナイ・スイデンテラスホテル」
地元の方々が「何もない場所」とほほ笑む場所にそのホテルはありました
実はこのホテルにどうしても泊まってみたいというのが、今回山形への旅を決めた理由でした
駐車場から続く、洒落たエントランス
まるで水田のあぜ道を彷彿させる続く長いアプローチ
夜は厳かに映えていました
建築家・坂茂氏が手掛けるこのホテルは何と木造低層2階建て
どういった設計なのかメインロビーには柱がほとんど見られず、大空間が広がっています
ロビーには3月下旬でしたが雛飾りが飾られ迎えてくれました
晴耕雨読の時を過ごすの謳い文句の通り
1000冊を所蔵するライブラリー
20mを超える壁面いっぱいに本が並んでいます
しかも宿泊棟にはこんな読書ルームもありました
「山形と庄内のオトナのお土産」をコンセプトにしたショップには
温泉入浴後に楽しめる
「スイデンビール・ピルスナー」や「スイデンビール・ミュンセナー」
「米澤ジャックスブリューワリー・ゴールデンエール」といった山形のクラフトビール
さらには酒処と言う事で「亀の井 くどき上手」「大山 十水」なども置かれていました
共用棟の奥にはオープンテラスをはさんで木造の宿泊棟があり
このガラスで覆われた回廊を通り宿泊するG棟へ
ちなみにG棟の「G」は出羽三山「月山(がっさん)」の頭文字
同じように「H」である「羽黒山」、そして「Y」である「湯殿山」と別れており
おかげさまでG棟には温泉施設やお酒が楽しめる酒バーとラウンジがあり
今回宿泊した目的の施設にアクセスが良くラッキーでした
部屋はシモンズのベッドが置かれたダブルルーム
無駄をそぎ落としたシンプルそのものの客室
個性的なデザインの丸テーブルが思いのほか便利でしたが
椅子も含めこれも坂氏のデザインだそうです
エアコンや加湿器、ポットまでもすべて壁面収納されており
空の冷蔵庫に湯沸かしポット
コーヒー「東北DRIPPERS」とミネラルウオーター、セイフティボックスが置かれておりました
館内を移動し温泉に伺う際にタオルなど入れて使用するバック
浴衣も用意されていました
風呂場はシンプルなユニットバス
まぁ天然温泉があるので利用はしませんでしたが
トイレと洗面台がありましたが
ドアがなくカーテンのみで区切られていましたが
これも坂茂氏の設計なんでしょうね
他の館内施設には
適正価格の飲料の自動販売機
製氷機があるのが部屋飲みの多い我が家には嬉しい
さらに連泊者には嬉しいランドリーコーナーもありました
スパ&フィットネス・エリアもあり
さらに奥には・・・・
田んぼに湧く地下1200mの天然温泉&サウナ
内湯と露天風呂にはそれぞれ「天色の湯」「月白の湯」「朱鷺色の湯」と名付けられ
日ごとに男女入れ替えられていて
滞在中何度も田んぼを眺めつつ入る、そんなサウナと温泉を満喫してきました
ちなみにこのスイデンテラスホテル
連泊して楽しんだのですが
酒バーやレストランを含めまだまだ紹介したいものがありますが、それはまた後日
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