仙台駅地下エスパルの郷土料理みやぎ乃でいただく仙台セリ鍋

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仙台の冬の名物料理の一つセリ鍋
宮城県産のセリを使った鍋で、鶏肉などとともに鍋に入れて
葉や茎だけでなく、根っこまですべて使用するのが特徴の鍋です
 

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仙台に来たのなら今が旬のセリ鍋を食べねばならないとやって来たのが
仙台駅地下エスパルの郷土料理みやぎ乃でした
このお店は仙台在住のFacebook仲間に教えていただきました・・・良いお店を教えていただき感謝です
 

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店内にはカウンター席やテーブル席、小上がりには掘りごたつ席と結構な席数はあるようです
紹介してくれた方が、騒々しいかもと言ったのはこうしたことからなのでしょうね


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伺ったのは祝日と言う事で予約はコース料理のみということで頼んだ有ったのが
宮城名物【仙台せりと仙台曲がりねぎ鍋・牛たんを楽しめる】お料理7品+120分飲み放題付コース(一人税込み5,000円)というもの
こうした郷土料理のお店で飲み放題と言うのは嬉しい
しかもビールはサントリー ザ・プレミアム・モイルツの樽生
さらにみやぎ乃は"神業"達人店に認定されており、これはビール一本でも良いかと思わせました
ちなみに我が家の奥さんは、こだわり酒場のレモンサワー
 

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まずは先付を肴にビール
先付けにある胡桃の胡麻豆腐、これは春らしくピンクに染めての提供でした
なんだかシェフの心意気が伺えます
  

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続いて大きな赤海老が付いた刺身と酢の物
 

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仙台発祥と言われるやわらか牛タンも美味しい
 

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真鯛カマの煮付け
店主が天然の真鯛だよって一言加えられ提供されたこともありかなり美味しく頂かせてもらいました
  

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飲み放題って事でビール中心になりそうですが、こういった
料理に合うのはやはり日本酒、飲み放題メニューの白鶴の生貯蔵酒がよく合います
ちなみに消毒済みを示しているのは、新型コロナ封じで流行中の妖怪「アマビエ」でした
  

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そしてここでようやく真打の「セリ鍋」登場
ちなみにこの日が最終日だとのこと
見ているだけで食欲の湧く鶏肉は「森林どり」という常緑広葉樹の樹皮のエキスを加えたエサを食べて育った鶏だそうです
白いネギは「仙台曲がりねぎ」
冬が旬で一般的な「長ねぎ」に比べ、やわらかさと甘みが強く、鍋などに入れ加熱することでさらに甘みが増す
宮城県のブランドネギなんだそうです
  

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そして出てきた大量のせりを見てびっくり
なんと半分は根っこの部分
 

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そんなセリの根とシャッキシャキのセリを鍋に投入
 

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セリの根は良く煮込むと味わい深くて美味しい
そういやその昔、戦後裁判にて捕虜にゴボウを食べさせた日本兵が、「木の根」を食べさせ虐待したとして戦犯裁判で罰せられたという都市伝説があったな~なんて話を思い出し
これはゴボウよりよっぽど虐待と思えるのですが、逆にそれが感動へと変わりました
やはり美味しいものはその土地に行かないとわからないものですね


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セリの根がいい出汁を出してくれ
〆の雑炊まで最高な演出をしてくれました
いや~美味しかった、冬の季節に仙台を訪れたらまた伺いたいと思いますし
教えてくれたFacebook仲間のTさんにも感謝です


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この記事について

このページは、r-ohtaniが2025年4月19日 07:00に書いた記事です。

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