香港中環(セントラル)の日曜日の風物詩「アマ」と呼ばれる家政婦さんの憩いのひと時

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香港中環のソーホーで美味しいビールと上海生煎包でお腹を満たした後は
路地にある青空市場にならぶ野菜などを眺めつつ中環(セントラル)のスター・フェリー乗り場を目指します
 

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そんな中環ではホームレスの集まりのように見える風景に出会いましたが
実はこれが香港中環(セントラル)での日曜日の風物詩
「阿媽(アマ)」と呼ばれる家政婦さんの憩いのひと時です
というのも家賃など物価の高い香港では夫婦共働きがあたりまえ
富裕層のみならず一般の家庭でも住み込みの家政婦「アマ」を雇うことが多いのが特徴です
そんな家政婦(アマ)はフィリピン、インドネシア、タイなどの東南アジアといった国々からの出稼ぎがほとんど
特に英語圏であるフィリピンから来られているアマが多いことから、香港で2番目に多い国籍となっています
キリスト教徒の多いフィリピン人と言う事に加え、雇い主が共働きと言う事で、アマさんはたいてい日曜日がお休み
そんな休日、アマさんたちは皆こぞって中環(セントラル)に集まりますが、こうした屋根のある歩道橋などの下はアマさんで溢れかえります
そこで同郷の方々とフィリピンの本来の公用語たるタガログ語などで会話しつつ持ち寄ったお菓子や料理を食べたり
トランプしたりダンスを踊ったりして
貴重な休みを思い切り楽しむようです


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「アマ」と呼ばれる家政婦さんの憩いのひと時を見るのは今回が初めてではありません
実は今から14年ほど前、スター・フェリーで香港島に渡りセントラル駅まで歩いていた時にその光景に出会い
カルチャーショックを受け、後で調べた経験があり
そうか今日は日曜日だったな~などと、香港中環(セントラル)での日曜日の風物詩を感じられるようになっていました
ただ14年もたつと進歩しているようで、そんな家政婦さんたちの憩いのひと時を過ごすのはダンボールのみならずこうしたテントがそんな装備に加えられているようです
  

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そんな住み込みの家政婦、日本では昭和初期の富裕層くらいしか雇っていなかったと思われますが
ここ香港ではさほど広くはない(家賃がべらぼうに高い)マンションなどで一緒に住み
掃除、洗濯、料理、子供の面倒などの家事を手伝ってもらうわけですから、自身のプライベートをさらけ出すことになります
盗難などのリスクも考えられますが、そうしたアマさんは、たいていは友人や知り合いからの紹介ということもあり、安心して雇用しているのに加え、まるで家族同然に暮らしている方も少なくないそうです
そういやその昔、「穏やかな海・アンマダンで過ごす、魅惑のアジアクルーズ 3泊4日でペナンからプーケットそしてクラビとアンダマン海の島々を巡る客船」なんてのに参加したことがありましたが
そのクルーズ中、食事でテーブルが隣だった家族をみて何か不自然な部分があり聞いてみたところ
香港から来ている観光客で、家族とともに家政婦である「アマ」さんも連れてきていると言った話を聞き
日本で考える住み込みの家政婦さんとはまた一味違った側面を見せていただいたことを思い出しました
 

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このページは、r-ohtaniが2025年3月27日 06:02に書いた記事です。

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