利尻島郷土資料館で利尻島の文化を学ぶ

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利尻島郷土資料館にやってきました
ここは旧鬼脇村役場庁舎を活用した洋風歴史的建造物
 

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利尻町のトド太郎が迎えてくれました
 

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かつて北海道で盛んだったニシン漁、ここ利尻島も同様だったようで
史料館ではそんなニシン漁場の雰囲気を再現した展示がなされていました
 

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明治、大正時代には若い出稼ぎ漁師たちが大勢やってきて、島の親方の家に住み込みで働いていたそうです
春のニシンにとどまらず、夏は利尻昆布、冬はタラ漁を主とし、合間にテングサ、アワビ、ナマコなどを取るなど海を生業の場としたようです
 

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資料館にはそんな時代の利尻昆布を獲る箱眼鏡などの道具や
 

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トコロテンを造る「てん突き」なる道具も展示
いまではあまり見られなくなった道具ですが
そういや私もこの道具を子供のころに見た記憶があります


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そうそう館内にはヒグマと、まわりに群がる大勢の人が写った写真が展示されていますが
あれっ利尻島にクマはいないんじゃなかったんじゃないのと思いましたが
記事には明治45年対岸から50km泳いで来た「海を泳ぎ渡ったヒグマ」との紹介がありました
このヒグマは海岸に向かって泳いでいたところを赤坂漁場の若い衆に発見され、大捕物のすえに斧で撲殺されたのだそうです


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ちなみにこのヒグマが捕らえられた106年後
ヒグマは再びここ利尻島に上陸を果たしたようで、ヒグマの痕跡が見つかったといった新聞記事も展示されておりました


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このページは、r-ohtaniが2025年1月16日 06:19に書いた記事です。

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