小樽に来たついでと言う事もあり
市立小樽文学館で開催中の特別展『マンガ家・つげ義春と調布』にも伺いました
つげ義春氏は、50年以上にわたり調布市に居を構え、数々の名作を世に送り出しているマンガ家であり随筆家です
貸本マンガ家時代を経て1965年からマンガ史上大きな足跡を残した『月間漫画ガロ』を中心に広く活躍しました
つげ義春氏は「漫画界におけるカンヌ」とも呼ばれている、ヨーロッパ最大規模の漫画の祭典、アングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞するほど世界に知られた漫画家で
我が家にも何冊か、つげ義春の漫画の蔵書があり、好きな作家のひとりであることから今回伺うことに
ということで、ねじ式などの原画を間近に鑑賞
原画からはさりげなく、自然に、漫画にあふれ出てくる個性がにじみ出て、その絵の持つ世界の深さ大きさが伝わってきました
ということでマンガ好きな私にとっては、先程みたとある芸術よりも感動した展覧会でした
ちなみにここに伺った文化の日(11/3)は市施設無料開放の日ということで
市立小樽文学館で行われていた、特別展『マンガ家・つげ義春と調布』も無料で観覧が出来ました
他にも市立小樽文学館には処女詩集『雪明りの路』で注目された小樽出身の文学者 伊藤整の書斎を再現した部屋や
伊藤整が利用した小樽~塩谷車窓からの景色が常設展示
札幌の雪まつりに合わせて行われる小樽雪あかりの路は伊藤整の詩集から名付けられたと思わせる展示でした
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