ハプスブルク家代々の墓所『カプツィナー教会』

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ドナウインゼル(ドナウ島)でドナウ河を眺めた後は
また地下鉄でホーフブルク宮殿の最寄り駅であるカールスプラッツ駅に帰ってまいりました
宮殿の周りではパカパカと石畳を鳴らして車道を「観光用馬車フィアカー」が我が物顔で走っていて観光気分を盛り上げます
 

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そんな宮殿近くにはハプスブルク家代々の墓所『カプツィナー教会』があるということで伺いましたが、なんだか思いのほか非常にシンプルで質素なつくりの教会でした
カプツィーナ派修道会の教会として1632年に創建された教会で、現在教会の皇帝納骨堂にはハプスブルク家の皇帝、皇后、子供などの棺が安置されています
  

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とはいえ大理石から作られた主祭壇は豪華そのもの
祭壇にはキリストに膝まづく聖母マリアのフレスコ画が掲げられていました
 

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右側の祭壇には最初のカプチン会の修道士で聖人に指定されたカンタリスの聖フェリックス
 

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左側の祭壇にはバドヴァの聖人聖アントニオ
 

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主祭壇に向かって左には「皇帝の礼拝堂(Kaiserkaplle)」と呼ばれる礼拝堂がありました
 

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ちなみにこの教会は帝室納骨堂とも呼ばれ
あのエリザベートやマリア・テレジアの棺などがあり、観光客でも見学可能でウイーンの観光名所にもなっていますが、時間が早かったため見学することはかないませんでした
とにかく今回の旅は準備不足があちらこちらに散見
いきあたりばったりといえばそれまでですが、ちょっと後悔の残る旅でもありました

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このページは、r-ohtaniが2024年10月17日 06:04に書いた記事です。

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