石畳を鳴らして車道を闊歩する「観光用馬車フィアカー」の奥にあるのが
創業1683年のビア・レストラン『ゲッサー・ビアクリニック』
オーストリアの定番ビールである「Gösser」のビール醸造所が営む直営レストランとのことですが
ビール好きの私が寄らずに帰るわけにも行かず、空港へ向かう前に伺いました
開店直後に店に入店しましたが、どうやら客は私どものみ
好きな席でとのことでしたので、少人数用のテーブルに陣取ります
店内は歴史を感じさせる落ち着いた渋い雰囲気
カウンターに設置された8つあるタップがなんだか頼もしく感じます
メニューを見るとGösserのビールが各種並んでいますし
ビールのカクテルもあるようです
で、食べ物のメニューがこちら
古い伝統的なウィーン料理が並んでいます
さて肝心のビールですが、この店のスペシャルがメチャクチャ美味かったのに加えてメルツェン、ドゥンケルどれも美味い
提供されたウィンナーシュニッツェルは無論、本場の子牛の味
添えられた玉ねぎのみじん切が載ったポテトも美味しかった
私どもを最初、中国人と勘違いしていたギャルソンとも「Gösser」の発音を伝授頂くなどしばし会話、楽しいウィーン最後のランチになりました
そうそうレストランに飾られたこの絵「パイプを吸う男」
どこぞの居酒屋でビールを飲みつつパイプの煙草に火をつける様子がとても良い雰囲気に思えました
アーティストのジョヴァンニ・マドニーニの作品なんだそうです
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