これは3月の話ですが秋分の日の休日
ちょっとした仕事で芦別に来ていたこともあり、昼は芦別炭坑町の郷土料理であるガタタンラーメンを食べることにしました
昨年は新宝来軒でガタタンラーメンをいただいたこともあり
今回は「芦別名物 ガタタンマップ」という店舗マップから新たな店を開拓
その仕事先からほど近い
「元祖ガタタンの店きんたろう」に伺うことにしました
ちなみにそのガタタン、芦別市の中華料理店「幸楽」で最初に提供されていたもの
元祖を名乗っていますが、実際にはその幸楽で働いていた先代のお母様がその味を覚えていて
ハッキリ記憶していた元祖の味に、先代ができる限り近づけて作ったのが、きんたろうのガタタンなんだそうです
入口を入ってすぐの壁には
テレビなどの取材を受けたようでTVキャスターの色紙がこれでもかとばかりに掲げられていました
そこそこの人気店のようですね
さて戦後まもなく、芦別市内の中華料理店「幸楽」で初めてメニューとして登場したガタタン
中国の家庭料理『含多湯(ガタタン)』がルーツのこの食べ物
芦別を含む空知地方ではまだまだ炭坑が盛んな時期
坑内での厳しい仕事を終えた人々の冷えた体を温め、おなかを満たし、明日への活力にしたのでしょう
芦別炭坑町の郷土メニューをして定着したそうです
頼んだのは無論、元祖を名乗るガタタンラーメン
出汁の効いた和風だしと豚骨の塩味スープにホタテやエビなどの魚介類、なるとにちくわ、白菜、ニンジンなどの具に加え、白髪ネギと茹で卵がトッピングされていました
ガタタンの餡の下から麺を掬うと湯気が出てくるくらいに温かく
これはやはりこれは冬の食べ物って感じです
(ここに伺ったのはまだ雪のある3月中旬でした)
ということで、寒い冬にはさらにおいしく感じました
ごちそうさまでした
ここはカレー盛グループとの事なので、夏に来たときはカレーをいただきたいと思います
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