宿泊施設を備えたレストラン「オーベルジュ」
お酒ととも料理を味わえるオーベルジュは、食事を楽しんだ後はすぐに客室へ戻り
そのまま休むことができるという気楽さが魅力の宿です
今回宿泊した弟子屈美留和にある「きらの宿すばる」はそんなオーベルジュといってもよい、食事が魅力の宿でした
温かみのある火を暖炉の見ながらの晩餐は
地元道東の食材をふんだんに使った本格的なフルコース料理でした
もちろんそれらはお酒によく合う料理ばかり
ちなみに合わせるのはワインではなく、持ち込み料を支払い持ち込ませていただいた
「飲まさるお酒」たる
上川大雪酒造緑丘蔵の純米大吟醸
今回は35%精米と40%精米の飲み比べを行いました
メニューにも道産の食材がずらり並びます
まずは北海道を代表する2つの食材で作った
「じゃが芋と帆立貝のサラダ」
特に帆立貝は、中国の輸入停止で一気に危機的状況となっているだけに
生産者のためにも皆で消費したい食材です
「オニオンスープ」
降水量が少なく、季節により1日の寒暖差が大きい気候である道東は玉ねぎの一大産地
特に近郊の北見はたまねぎの生産量が日本一だったりします
「釧路産白身魚の洋風煮込バスク風」
「厚岸産牡蠣の酒蒸し」
厚岸産牡蠣は
山や湿原の養分を含んだ淡水の川と太平洋の海水が混ざる厚岸湖で養殖されますが
厚岸湖は低水温のため、成長が遅く一年中食べることが出来ると言う産地です
しかも大ぶりな牡蠣が多く、プリップリでコクがあるのに加え甘くてまろやか
これが日本酒に合わないわけが有りません
メインは 「摩周ポークのグリル ナッツとともに」
摩周ポーク弟子屈町が誇るブランド豚
添えられているご飯は女将生家のななつぼし
(北海道鷹栖町産米)
美味しいんでついついお替りしちゃいました
女将手製シフォンケーキで〆
みな素晴らしく美味しかった
ごちそうさまでした
食事の後は宿のオーナーのタケさん(パソコン通信時代のハンドル)と上川大雪酒造の純米大吟醸を飲みながらしばし歓談
合わせたのはおそらくは白糠酪恵舎のカマンベール
これも美味しくいただかせて貰いました
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