先週末、実写版『ゴールデンカムイ』の映画を観に旭川までやってきました
ゴールデンカムイに限らず、最近こうした原作マンガが人気となり、まずはアニメが放映され
そして実写版映画になるという作品が続いて公開になりました
例えば「キングダム」そして「沈黙の艦隊」
マンガ自体のクオリティが高さがそうした作品を実写版映画にまでしていると思われます
ちなみにキングダムや沈黙の艦隊は映画を観る前に作品を読んでいましたが
ゴールデンカムイ自体は原作の冒頭部分をさらっと読んだくらいですから、ストーリーはほぼわからない、まっさらな状態での鑑賞となりました
鑑賞する劇場はイオンシネマ旭川駅前
そう赴任先の滝川に映画が見れる劇場はなく
札幌に帰るか、旭川くんだりまで来なければ見ることはかないません
ということで昨年から映画を観るため何度か伺っているイオンシネマ旭川駅前ですが、昨年何度か鑑賞に来た時とは違いかなりの観客で席は埋まっていました
ゴールデンカムイの人気のほどがうかがえます
そういや昨年、網走で少し時間があり
そんな『ゴールデンカムイ』で脚光を浴びている博物館網走監獄に伺った時は、ここってこんなに人気あったっけと思うほどの来場者が訪れていたのを思い出しました
映画の感想はネタバレになるので差し控えますが、主人公である不死身の杉元を演じる山﨑賢人氏の演技が、どうしてもキングダムの主人公「信」と被ってしまうのは別としても
映画の舞台のほとんどが野山ですごいしているはずの杉元佐一やアシㇼパの衣装が、汚れることなくあまりにも綺麗すぎるのはいかほどのものかと
ついでに冬の小樽の街並みの雪が平に積もった状態
これはきっと内地感覚の雪景色なんだろうな~というのにも違和感を覚えました
ただ土方歳三役の舘ひろしの乗馬での手綱さばきや最後の馬橇での格闘シーンなど馬を扱う撮影は見事としかいいよ言うが有りませんでした
エンドロールにはホースコーディネートを務めた辻井啓伺さんの名もありましたが、これは騎馬同士の合戦シーンが圧巻だったキングダム2も同様
この辺りはやはり双方を監督した久保茂昭氏ならではと言ったところでしょうか
「キングダム」そして「沈黙の艦隊」同様に「ゴールデンカムイ」についてもきっと次回作があるでしょうからそちらにも期待します
ところでそんなゴールデンカムイでにたびたび登場する大日本帝国陸軍の師団の一つ「第7師団」
北海道の開拓と防衛を兼ねて設置された屯田兵を母体とした軍隊で
日本が近代へと向かう過程で、北からの脅威が大きな課題ということで編成された
いわゆる「北方の鎮護」です
普段から脅威とするものと直面していることからでしょう、そんな第七師団は日露戦争での二〇三高地攻略戦でも奮戦し、陸軍最強と言われていたそうです
そこで思い出したのが、私の父と母が眠る茨戸霊園で見た光景
霊園にある墓碑の中に記されている「没年月日」には
先祖の名前(男性)そして没年月日に明治37年と記されているものを目にしました
もしかしたら日露戦争中の旅順攻囲戦で最大の激戦地となった二〇三高地で戦死された英霊の碑かな~なんて勝手に考えながら、まったく知らない方の墓碑ではありましたが手を合わせてきたことを思い出しました
コメントする