昼飯は三輪ソーメンの故郷、大和の国三輪にある三輪山本でにゅーめんを食す

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清酒のみならず奈良(大和)が発祥と言われている食品は数多くあります
饅頭しかり、蘇(古代のチーズ)という乳製品の一種が作られたのも奈良がはじめてなんだそうです
そしてもう一つあるのが今回のテーマであるソーメン
今から約1200年前、桜井市三輪に鎮座する大神神社のお膝元・三輪でソーメンは誕生しました
三輪はソーメン発祥の地であり故郷と言うことになります
昼飯はそんなソーメン発祥の地、大和の国の三輪(奈良県桜井市)でソーメンを食べようと三輪山本にやって来ました

 

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今回伺った三輪山本の直売店ではソーメンやニューメンが売られていますが
その商品名に「三輪素麺」の名はなく、あくまで「三輪山本」の商品名が記されているだけでした
そう「三輪素麺」はブランド
厳格な基準が存在しているからです
ちなみになぜ三輪山本が三輪ソーメンを名乗れないのか?
そのわけは奈良県三輪でも確かにソーメンは作っていますが、かなりの部分を長崎県島原で生産している事から三輪ソーメンを名乗れないのだとか 
 

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連休中日の日曜日と言うこともあり三輪山本のお食事処を訪ねたところ
ポケベルを渡され40分ほど待つことに
ようやく呼ばれてあてがわれたのは窓際のテーブル席
写真は光の芸術と言われていますが
この西日はブロガーにはちょっと迷惑ですが、さすがに席を替えてとは言えません
 

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それと昼の営業は終わりかけた時間だったため
冬季限定メニューなどはすでに売り切れでした
 

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ということで我が家の奥さんが頼んだのは
温かい『ゆば山菜にゅーめん』
「糸依プレミアム 2年熟成」を使用とありますが、これは奈良県・三輪地区で製麺された希少な麺です

 

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私も温かい
『雲丹・帆立にゅうめん』これも「糸依プレミアム 2年熟成」
北海道から来ておいて雲丹・帆立はないだろうとも思いましたが
他に頼むものもなくこいつを頼むことに
麺は一流素麺師が継承する匠の技により作られ
超極細なのにコシがあるソーメンを味わいました
 

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この山本特製の七味とうがらしが実によくにゅーめんに合うので
スタッフに頼んで追加で1袋頼んでしまいました
 

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さて、現在三輪山本の生産拠点はここ三輪に加えて長崎県島原市で生産されていますが
島原は手延そうめんにおけるシェア率30%を誇る地域
と言う事で次回は島原にソーメンでも食べに行こうかと思います

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このページは、r-ohtaniが2024年1月22日 06:05に書いた記事です。

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