奈良での昼飯は特産の三輪ソーメンを食べようと、三輪山本にやってきましたが
やはり人気店、受付を済ませましたがポケベルを持たされ40分~50分待ちとのこと
まぁ仕方ないので、待ち時間はすぐ近くにある「箸塚古墳」見物で時間をつぶすことに
さてその箸墓古墳
作られたのは3世紀の後半と言われており、日本でも最古の部類の前方後円墳となります
看板には埋葬者は「倭迹迹日百襲姫(やまとととひももそひめ)大市墓」と記されています
現在は宮内庁により陵墓として管理されており、国民はおろか研究者すら墳丘への立ち入りは禁止されています
何か見せたくないものでもここにはあるのでしょうか?
特殊器台や特殊壺などの出土から三世紀後期以降の古墳時代初頭に築造された古墳であると考えられることなどから
この古墳を、『魏志』倭人伝が伝える倭国の女王、「卑弥呼」の墓とする(一部の邪馬台国畿内説)説もあります
さらにはその卑弥呼、実は「天照大神」と同一人物ではと言った説もあるくらいです
最初にこの説を知ったのは、北海道出身の漫画家 星野之宣氏が日本の伝奇・歴史を基礎としたSF漫画と「ヤマトの火」と「ヤマタイカ」でした
一見突拍子もない論とも思いましたが、実は天照大御神と卑弥呼には共通点が多くあり
昔から多くの方が論じていた説だったりもします
もしそうなら日本人は昔から神棚に向かって卑弥呼を拝んでいたことになります
まぁ私は見れなくても構いませんが、是非とも学術調査いただき真実を知りたいものです
そうそうそんなヤマタイカ
実は話の終盤に地震によって起きる福島の原発事故も描いていますが(1991年)
震災が起きる20年近くも前に東日本大震災、さらには東電との対立を予言していました
(実際私も原発事故の時に思い出し読み返した記憶があります)
星野之宣氏の本出を見抜く洞察力のすごさを知るマンガでもあったわけです
まぁそんなことを考えながら箸塚古墳を遠巻きに見てまいりました
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