時空を越えた、いにしえの日本をめぐる旅
第四弾は「酒船石遺跡」
幅は2.3メートル、長さは5.5メートル、厚さ1メートルといった細長い花崗岩
説明文には
「この石造物は、現状では長さ5.5m、幅2.3m、厚さ約1mで花崗岩で出来ている。北側及び南側の一部は欠損しており、近世にどこかへ運びだされたものと考えられ、石割りの工具跡がのこっている。石の上面に、円や楕円の浅いくぼみを造って、これを細い溝で結んでいる。酒をしぼる槽とも、あるいは油や薬を作るための道具といもいわれている。しかし、この石の東40mのやや高いところで、ここへ水を引くための土管や石樋がみつかっていることから庭園の施設だという説もある。」と書かれていました
岩には不思議な幾何学的な模様が刻まれています
名前の由来となった、酒の醸造のための器、天体観測の道具、砂鉄を選別するための石、単なる飾りの彫刻を施しただけの石、はたまた生贄の血を流して占った台と様々な説がありますが
まぁどの説が正しいのか今も謎の遺跡です
マンガ『三つ目がとおる』手塚治虫著のなかにこの酒船石遺跡が登場するシーンがありますが
主人公の写楽保介くんの推理では、この酒船石は薬を調合する調理台に使われたというものでした
他にも映画『里見八犬伝』にも登場
薬師丸ひろ子と真田広之が主演し、さらに千葉真一や京本政樹、寺田農などが脇を固めるといったカドカワの超大作でした
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