水槽からこちらを見つめるハナカジカ
なかなか愛嬌のある顔をしています
さてこのハナカジカ、寒冷地の淡水にすむやや小型の魚類で口が大きのが特徴の魚です
こんな川の魚など、世界でも珍しい山・川にいる淡水魚を展示している水族館があると聞いてやってきたのが
温根湯温泉にある、北の大地の水族館「山の水族館」
以前から気になっていましたが、知床斜里からの帰り道に立ち寄りました
入館して最初に見れる魚が、激流に煌めくオショロコマ
滝を見上げ激流に流されまいと泳ぐ魚たちの美しく力強い姿が見れる「日本初の滝つぼの水槽」
次にキャッチフレーズが「世界初!冬に凍る水槽」という北海道らしい趣向の水槽
厳冬期には凍った川の底でじっと寒さに耐える姿が再現されるのだそうです
もっともまだ水が氷る季節ではありませんが
そんな水槽では婚姻色が鮮やかなサクラマス・カラフトマス・サケ・ニジマスが泳いでいました
そしてこの水族館の目玉は日本最大の淡水魚イトウ
1メートル級に育ったイトウが20匹も飼育されているのはきっとここだけでしょう
「温泉水で世界の熱帯淡水魚」
温根湯温泉の温泉水で熱帯魚を育てているそうで
まず目についたのがレッドテールキャット
この魚、観賞用として人気なんだとか
一体全体どんな水槽をお持ちの方が飼っているのでしょうか
そして超巨大魚ピラルク
最大長は約4メートルにもなる世界最大の淡水魚で
山の水族館でも一番大きな魚です
開高健の小説「オーパ」で最初に登場するので、この魚には対する思い入れは強いかもしれません
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