ウトロ漁協婦人部食堂で鮭の親子丼の朝食

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「親子丼」
鶏の肉を割下などで煮て卵でとじて、丼のご飯の上に乗せた丼の代名詞的な料理ですが
今回伺った知床で親子丼と言えば、鮭の親子丼
鮭とイクラの濃厚な味が調和して、ご飯がどんどん進む丼です
写真はそれに刺身を加えた三食丼
海鮮好きなら涎ものの極上の逸品です
 

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そんな極上の鮭の親子丼を食べさせてくれるのが、ウトロ漁協婦人部食堂
ウトロ漁港の中にある食堂です
もともとは昭和40年頃、当時のウトロ漁協の組合長から「婦人部で日用雑貨の店を出して欲しい」と依頼を受け店を開いたのがきっかけで
それに加えイカ漁で本州から遠く知床まで遠征する漁師向けに飲食を提供したのが始まりなんだそうです
その名の通りウトロ漁協婦人部の女性たちが運営、地元の魚にはめっぽう精通するおばちゃんが作る家庭料理が人気で開業してから50年近くという歴史を誇ります
漁協の方々が訪れることから朝早くからやっていますが
それがウトロ近辺を訪れる釣り人に人気で、そんな釣り人から口コミでひろがりいつの間にか人気店になってしまったようです
今回宿泊しているルートイングランディア知床斜里は素泊まりで
朝食は提供されないことから車を40分ほど走らせやってきました


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そんな鮭親子丼が看板メニューとあって
多くの方が訪れる人気店です
この日も開店は朝の8時半でしたが開店前から20名ほどが並んでいました
歩いて来られる方が多いことから、このウトロ近辺のホテルに泊まっている方かと思われます
観光地のホテルですから、おそらくはホテルの宿泊には朝食が付いているでしょうから、それをほっぽいてこられているようです
開店前の少し前に伺ったことから、一巡目に入れましたが
2巡目以降のお客さんは結構待っているようです
 

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店内はカウンター席が20席ほど
婦人部の女性たちがテキパキとオーダーをとったり、食事を提供したりしていました
壁の短冊メニューに目を凝らすと、ラーメンやカレー、チャーハン
かつ丼などの、どこの食堂でも見られるメニューが並んでいます
  

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けれどこのに来るほとんどの観光客のお目当ては、こちらの別メニュー
まず目についたのが、数量限定の「三色丼」2,200円
それと看板メニューである「鮭・親子丼」2,000円
「ホッケ定食」1,500円


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我が家の奥さんはそんな看板メニューの鮭の親子丼
ウトロ港で水揚げされた今が旬の新鮮な秋鮭を使った丼です
そうオホーツクの鮭はブランド品
この時期、多くの太公望がこぞって知床を目指し釣り糸を垂れます
 

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私は数量限定の三食丼
海のルビーたるイクラ・鮭ほぐし・鮭の刺身の醤油漬けの3種類の鮭がてんこ盛りになっています
ちなみに鮭の漬けは、世に多く出回っているいわゆるサーモントラウトではなく
いまが旬の地元で獲れたのであろう秋鮭
身を見る限りかなりの大物の秋鮭
そんな秋鮭が厚切りにされ、丼にどんと載っていました
もちろん美味しく頂かせてもらいました
次回は夏のウニの時期にウニ丼目当てに訪れようかと思います


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それにこの日、店頭で干していた「キンキ」も気になるところ
短冊メニューには「メンメ定食(キンキ)」時価とありました
 

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このページは、r-ohtaniが2023年10月16日 06:52に書いた記事です。

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