ぽつんぽつんと農家の建物がある以外なにもない、畑に囲まれた一角に置かれたコンテナハウス
これがそば好きを唸らせる、そばを提供する「そば処らいうん」の店舗です
奥に見えている畑からなにやら芽吹いているようですが、これはきっと雪の下で冬を越して夏に収穫する秋まき小麦でしょう
こんな景色を見ながら、そばを啜れるのがこの「そば処らいうん」の良いところ
ちなみにそば処らいうんのオーナーは農家さんだったりもします
そんな「そば処らいうん」には
斜里産キタワセソバ100%の蕎麦粉を斜里岳の湧き水である「来運の水」を使って打ったそば目当てに
遠方からもやってくるような人気店
札幌から車を走らせると5~6時間ほどかかりますが、それほど価値のあるそばが食べられます
まぁもっとも私もその一人ですが
お店には誇らしげに、居酒屋放浪記で有名な吉田類の色紙も掲げられていました
さてお品書きですが、見なくともあらかじめ頼むものは決めていました
それが「斜里岳もり」
通常のもりの5人前はあろうかと言う大盛のそば、2年前もこれを頼み何とか完食できたのを覚えております
ところがこの週は連休でたくさん来られる予定なのか、この日は斜里岳もりは提供しないとのこと
まぁ残念ですが仕方ありません
と言う事で頼んだのは、温かいそば かしわそば
新蕎麦の季節ですから、本当のそば通ならそばの香りが楽しめる冷たいそばを選択するんでしょうが
この日は寒くてどうしても温かいそばが食べたかったんです
先ほどまで天然の舞茸を探して、山を彷徨っていたので
温かいそばが身に沁みました
我が家の奥さんは、冷たいそば ぶっかけ みぞれ
細目の蕎麦に辛味大根のおろしと山わさびが添えられています
少し分けてもらいましたが、その辛味大根がいい味出していました
いや~ごちそうさま
また来年お邪魔します
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