今年も熊の巣窟からの贈り物「知床の天然舞茸」を授かる

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我が家で秋の旬というと真っ先に出てくるのが「天然舞茸」
例年知床の山に赴き、なんだかんだで毎年のように採ってくる秋の味覚です
ただここ数年、北海道をはじめとして熊の出没のニュースが頻繁に流れるようになり
その危険性が取りざたされています
もっともお目当ての天然舞茸の生えている場所は、もとはそんな熊たちの巣窟
熊のテリトリーにお邪魔するといった謙虚な気持ちを忘れず入山させていただきます
 

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そんな謙虚な気持ちが通じたか、お目当ての天然舞茸は割とすぐに見つかりました
探したのはわずか30分くらい、あったら舞うように嬉しいことから舞茸となづけれられるほどの貴重なキノコがこんなに簡単に見つかるとは思ってもみませんでした
まぁ今回の勝因は季節的にやはり先週末くらいが舞茸採りにはベストだったのではと思われます(山に入りましたが、舞茸以外のキノコもうなるようになっていました)
ということはこのあと山を彷徨えば、まだ天然舞茸は探せばあるようにも思えますが
これ以上、とっても捌けないので今回はこれで終了
次に来られる方のため残しておこうそんな気持ちになるほどの大量のキノコでした
 

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今回採れたのは茎が白くカサが薄茶色の普通の舞茸
けれどそんな舞茸のなるミズナラの樹の幹には、私が望んでいた黒舞茸もありました
普通の舞茸より香りが高いのが特徴で、舞茸の中でも特に希少価値が高いのが黒舞茸
少しですが有りましたのでこいつもいただくことに
  

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いつもなら大きめのレジ袋に入れ持ち帰るのですが
これだけ大きいと入れる袋がありません
昨年も8.5kgの大物を手に入れましたが、その時同様に来ていたジャンバーを風呂敷代わりにして持って帰ります
ちなみにジャンバーのチャックを締めて持てるので風呂敷よりも便利でした
このジャンバーもう天然の舞茸採りに欠かせないアイテムとなりました(これを着ていると採れるという意味で)
もちろん貴重な天然舞茸が採れ自然と満面の笑みが漏れます
  

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総重量は昨年ほどではないにせよ、7kgくらいはあったんではないでしょうか
電話して聞いてみると今宵の晩餐を予約している斜里町の「居酒屋魚元」はオーナーも山菜キノコ採りが好き、店で料理してくれるという事なので一つ持っていくことに
残りも赴任先の滝川の居酒屋やフレンチレストランで料理してもらうこととします
この辺りはまた後日アップします
 

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まずはとりあえず自宅でまずは天然舞茸たっぷりの鍋
鍋をしていると部屋中に舞茸の香りが充満
山(熊の巣窟)からの贈り物に感謝です
 

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天然舞茸がどっさりと採れてもう満腹状態
他にもたくさんのキノコが出ていました
たとえばこの美しい白色のキノコ「ヤマブキタケ」
加熱するのが常識のキノコですが、ヤマブシタケは刺身でも美味しいんです
(もちろん自己責任で)
 

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年10月11日 05:15に書いた記事です。

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