海上自衛隊鹿屋航空基地史料館1F「海上自衛隊の装備・活動」

| コメント(0)

鹿屋航空基地史料館2Fで特攻隊の資料を見て涙ウルウル状態のまま階段を下りていきましたが
次は第一航空隊として東シナ海・太平洋海域等の防衛警備や災害派遣、急患輸送などを行っている海上自衛隊鹿屋航空基地
1階にはそんな海上自衛隊鹿屋航空基地の活動や海上自衛隊の歴史等が展示されていました
まずは救難ヘリコプターの実機や、海上自衛隊員の制服が展示されています
 

2023kagoshima173.JPG
 

一番目立つところに展示されているのが、救難ヘリコプターHSS-2B(S-61A)の実機
13機導入された海自S-61AHの1号機で現存する唯一の機体です
そうここ海上自衛隊鹿屋航空基地は救難ヘリコプターの航空基地として、奄美群島から甑島列島に及ぶ広大な海域・離島の海難・急患輸送を担当しているんです
 

2023kagoshima174.JPG
 

救助浮舟MK-4と実際の救助を行っているかのように展示されている
ホイスト昇降装置及びバスケットスリング(収容担架)


2023kagoshima176.JPG
 

そんな救難ヘリコプターS-61A のコクピットも見ることが出来ました
 

2023kagoshima177.JPG
 

実際に機内に入ってみましたが、全高が高く機内を搭乗員が立って行動出来るようになっていました
 

2023kagoshima178.JPG


広大な海域・離島の海難・急患輸送を担当している海上自衛隊鹿屋航空基地は
同じく広大な海域の防衛も担っています、特に対潜哨戒には定評があり対潜哨戒機の活躍の場でもあります
そんな海上自衛隊の対潜哨戒機、 P-2J の機首部分のカットモデル(これは退役したものを加工して展示)
となぜか機雷
 

2023kagoshima179.JPG
 

対潜哨戒機P-2J のコクピットも見学可能と大盤振る舞い
アナログな計器が並ぶ中、真ん中にはレーダスクリーンが見て取れます
  

2023kagoshima183.JPG
 

我が国周辺海域における警戒監視等の任務に当たる「P-2J対潜哨戒機」
面白いのが史料館の壁に配置された機内オペレーションルームが移設されジオラマとして展示されていたことです
手前の大きな窓がある席は通信員
あと潜水艦の捜索を行う音響センサー要員やレーダーや音響センサなどの情報を統合し、総合的に戦術を指示する司令塔となる戦術員席、航法員、それにレーダー員などの席があり解説付きで紹介されていました
 

2023kagoshima175.JPG
 

P-2J用の航空機用のエンジンも展示されています
主エンジンたる「T64-IHI-10E」(ターボプロップエンジン)
手前は補助エンジンとなる「J3-IHI-7D」
石川島重工業(現IHI)、富士重工業、富士精密工業、三菱重工業、川崎重工業の5社が共同出資して設立した日本ジェットエンジン(NJE)によって開発された国産ターボジェットエンジンです
 

2023kagoshima180.JPG
 

P3Cに搭載する
ハープーン空対艦ミサイル(ATM-84D-1)や、「Mk-44短魚雷」
 

2023kagoshima181.JPG
 

こんな感じで鹿屋海上自衛隊航空基地史料館
2Fの「日本海軍特攻の歴史」や1F「海上自衛隊の装備・活動」を見学してまいりました

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年6月16日 05:25に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「鹿屋海上自衛隊航空基地史料館を訪問まずは2F「海軍特攻基地の歴史」」です。

次の記事は「黒神埋没鳥居で鳥居の笠木に触れる」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。