吾愛人_天文館本店にて薩摩料理を堪能

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鹿児島と言えはここしかないでしょう
天文館にある「吾愛人(わかな)」
てなことで今宵はここで焼酎とともに薩摩料理を楽しもうとやってきました
戦前、割烹料理店「若竹」として鹿児島市平之町にて開業
戦後になると鹿児島でいちばんの繁華街である天文館に移転
時代の波に合わせて大衆・郷土料理店へと舵を切ったそうです
老舗の人気店とあって店の前には席が空くのを待つ人が、ずらりと並んでいました
 

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さすがは元割烹料理店
店内にはいかにも職人と言った面持ちの
板場・焼場・煮方など、料理人がたくさんいます
カウンターに座りましたが、ちょっと緊張してしまいます
 

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さてここ吾愛人の名物
70余年、出汁をつぎたしつぎたし受け継いでいる白みそ仕立ての伝統の「みそおでん」
 

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薩摩料理は疎いこともあり今回は無難な
西郷膳(4,400円)と大久保膳(3,500円)といったコース料理をオーダー


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飲み物は吾愛人オリジナル焼酎
1本丸々オーダーし、水割にしていただきました
ちなみに中身は鹿児島西酒造の醸す「富乃宝山」でした
で、びっくりしたのがこれが4合瓶ではなく5合だったこと
まずは生ビールで始めたこともあり
さすがに少し余し(ドギーバックならぶドギーボトルですね)持ち帰らせていただきました

ちなみに屋号の「吾愛人」
子供向け動物文学の作者として有名な椋鳩十氏に命名いただいたそうですが
吾愛人の読み方を「わかな」とルビがふられていたので
これはもしかしたら奄美大島で愛人のことを「かな」と謳われていたり
西郷隆盛が奄美での生活を共にした、妻(愛人)の名を「愛加那(あいかな)」といっていたので、そこからつけられているのではと思っていたら
頼んだ吾愛人オリジナル焼酎のラベルに書かれている文を読ませていただいたらまさにその通りでした
椋鳩十氏は、自分が愛する大切な人に接するように、お客様に最高のおもてなしをご提供しなさいという願いを込め命名したそうです
 

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さて肝心の料理ですが、まずは
錦江湾の波のしずくと呼ばれ、銀色に輝く
「きびなごの刺身」
 

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そして「地鶏の刺身」
 

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今日枕崎おさかなセンターで食べるはずが、1時間超待ちということであきらめた
「かつおのたたき」
 

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鹿児島が誇る「六白黒豚のとんこつ」
黒豚のアバラ肉を焼酎で煮込んだ郷土料理です
その奥にあるのが、鹿児島名物の「さつま揚げ」


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「六白黒豚のしゃぶ鍋」
 

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骨ごと揚げられた
「きびなごの天ぷら」
 

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さつま汁、ご飯にデザートと
薩摩料理を堪能して来ました


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今回食べた料理は無論、カウンターの料理人を含めたスタッフの対応も良く
快適で良い時間を過ごさせていただきました
ということで、ごちそうさま
次回は「首折れサバ」を是非ともいただきたいものです

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このページは、r-ohtaniが2023年6月 9日 05:57に書いた記事です。

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