雨の中ですが、知覧武家屋敷も散策
ここ知覧武家屋敷群一帯は庭園化されており私自身一度訪れたかった場所
評判通りの美しい町並みで、観光地化されてはいましたが
古来より「薩摩の小京都」とたたえられている屋敷群です
町並みは石垣と生垣で屋敷が区切られていて
写真のような石敢當(魔よけの石碑)や、屋敷入口には屋敷内が見えないように屏風岩(沖縄のヒンプン)があったりと
沖縄によく見られる風景がそこにありました
これはその昔、ここ知覧が琉球との貿易も盛んだったころの名残りですね
一帯は武士が暮らしていた屋敷が当時のまま残されているということもあり
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地としても使用されたようです
大きな茅葺屋根の住宅も見かけました
この住宅では二つの茅葺屋根がつなげられていますが、これは知覧独特の建築様式で、「知覧型二ツ家」と呼ばれるものだそうです
そんな茅葺屋根の住宅の隣に
「お茶」の布看板があるお店を見つけたので
ここで土産に知覧茶を購入
そう鹿児島は静岡に次ぐお茶の産地
「知覧茶」は全国茶品評会で常に上位を受賞するといった
品質の高さでも定評があります
そんな知覧の茶畑では刈り取られた茶樹が綺麗な形を形成していました
茶畑のあちこちで電柱の上部に取り付けられた扇風機が見て取れました
あとで調べたところこれの正体は「防霜ファン」
霜除けに使うため設置されているとのことですが、そのくらい手間とコストがかかってまで栽培されているのですね
知覧武家屋敷といえば庭が有名ですが、今回は夕方薄暗くなってから伺ったのに加え天候は雨
自慢の庭は天気の良い日に再訪して堪能しようと思います
ということで最後にセクシーな河童の置物を見て知覧武家屋敷をあとにします
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