護衛艦が停泊する旧海軍のまち舞鶴「赤れんがパーク」

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舞鶴赤れんがパークにやってきました
その「赤れんがパーク」明治・大正時代を通じて旧日本海軍によって建てられた赤煉瓦造りの建築物で
舞鶴港ウォーターフロントにある12棟の赤煉瓦倉庫を指し、「舞鶴旧鎮守府倉庫施設」の名称で国の重要文化財に指定されています
私もNHKドラマ「坂の上の雲」で赤れんがパークがこのロケ地として使われた話を見ていました
  

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ここは観光名所のようで土産コーナーには
「海軍さんのカレー」といったレトルトカレーが並んでいます
肉じゃがのレトルトも有りましたが、日本のおかずとして人気が高い「肉じゃが」は明治時代に旧海軍ゆかりの地・舞鶴で誕生した一品だそうです


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といってもここに来たお目当ては迫力満点の護衛艦が停泊する旧海軍のまち
日本海の守りを担う舞鶴地方隊の北吸係留所
見学が可能な日もありますが、この日は1月2日残念ながら見学はできませんでした
ということで赤れんがパークの駐車場から北吸係留所を望みます
まずは船首に四本の支柱がある大きな船は低視認性(ロービジビリティ)塗装とされた「補給艦ましゅう」
艦名は私の住む北海道にある神秘の湖「摩周湖」に由来しています
2015年に護衛艦いずもが就役するまでは海上自衛隊最大の艦艇でした
船首に支柱は海上で艦船に燃料を給油するためのホースですが、そのため海のガソリンスタンドともいわれています
補給艦としてまずは2004年のテロ対策特別措置法に基づきインド洋に派遣
2006年と2008年にもインド洋に派遣されている、歴戦の強者でここ舞鶴を定係港としています
 

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手前に見えるのは多用途支援艦「ひうち」
その名の通り訓練支援から救難までこなす「マルチ船」で訓練標的の曳航から消火活動までの多岐にわたり
曳航は見た目に比べはるかに強力で2011年の東日本大震災における原発事故では、冷却用の真水を満載した大きな艀を曳航して危機的状況の改善に貢献したそうです
 

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丘で遮られ上部部分しか見ることが出来ませんが、六角形のフェーズドアレイレーダーが目印の「イージス艦ふゆつき」を見ることが出来ました

 

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掃海艇「すがしま」
海上自衛隊の掃海艇は以前木製の船体でしたが、木製の艦艇を造る船大工の継承が難しかったことと、何よりその耐用年数の短さから、最近はこうしたFRP製船体に替わっているようです
こうして赤レンガパークに隣接する海上自衛隊基地舞鶴の片鱗を見せてくれました


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最後に護衛艦?「まつゆき」が沖に停泊していますが
後方に掲げられるはずの自衛隊旗が有りません
2021年に除籍となったとのことですが、今後のまつゆきの処遇は未定で、式典後艦番号は塗りつぶされ、ここ舞鶴基地近傍のブイに係留されているそうです
艦艇の塗装も色あせていて何だか物悲しいですね
  

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このページは、r-ohtaniが2023年2月24日 05:53に書いた記事です。

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