京都知恩院の除夜の鐘で今年の煩悩を祓う

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我が家の宗派は浄土宗なんですが、その浄土宗の総本山となるのが京都知恩院
毎年お盆に来ていただくお坊さんに教えていただきました
そんなこともあり大晦日の夜は京都知恩院へやってきました
目的は日本の大晦日の風物詩「除夜の鐘」
テレビで必ずといいほど中継される知恩院の年越しの除夜の鐘をこの目で見ようとやって来たんです
 

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実際の除夜の鐘は22時以降から始められますが、20時過ぎには徐々に人がやってきて列をなしていました
 

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ちなみに鐘楼内に入れるのは約300人の入れ替え制
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参拝はWebによる事前申し込み制
予約開始と共に申し込みましたが、10分あまりで満席となりました
 

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21時には受付開始
ただし鐘楼の前で待つのではなく国宝となる御影堂のまえでしばし待機となりました
ここで京都知恩院のスタッフ(もちろんお坊さん)から、除夜の鐘参拝についての説明がありました
 

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書置きでは有りましたが、除夜の鐘参拝記念の御朱印「響流十方(こうるじっぽう)」をこの日、賜ることが出来ました
 

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国宝御影堂落慶記念 散華なるものも賜りました
 

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鐘楼では割と早めに来ていたおかげでいい位置からの参拝が出来ました
除夜の鐘の前にまずは大鐘楼での法要(導師と僧侶による読経)
この大きな鐘は1678年築で国の重要文化財にも指定されていて、今日見てきた京都の方広寺、奈良の東大寺と並ぶ三大梵鐘に数えられます
 

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鐘には子綱が16本、親綱が1本あり、17人の僧侶が持ちますが
その鐘の打ち方は、特徴あるダイナミックな撞き方
親綱を持った撞き手が、「えーい、ひとーつ」という掛け声を発すると、それに呼応して子綱を持つ残りの16人の僧侶が「そーれ!」と、タイミングを合わせて撞木しゅもくを大きく引きます

 

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その後、撞き手が撞木に仰向けにぶらさがるようにして、体全体を使って大鐘を打ち鳴らします
その様子はまさにバックドロップを思わせる体勢です
 

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今回動画にも撮ってみましたが、その鐘の打ち方がいかにアクロバチックかが判るかと思います
 


 

除夜の鐘を参拝、存分に煩悩を祓ってきましたが
その帰り道が大渋滞
知恩院から八坂神社へ抜けるつもりが、そのルートは通行禁止
ぐるっと回って八坂神社正面に抜けましたが
そこは2日参りの参拝者で道路はすさまじく混雑していました
 

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そんなこともあり明日の元日は京都の神社仏閣めぐりはどこも混雑しているでしょうから、あきらめて大阪を目指すことに

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年2月15日 05:46に書いた記事です。

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