京都ミステリー紀行・幽霊編は三十三間堂の土壁と法往寺を見た後はお茶休憩に向かいますが
道すがら京都国立博物館の前を通りました
博物館は残念ながら年末年始ということでお休みでしたが、
少し開いた門の先にフランスの彫刻家ロダンの「考える人」という彫刻を遠目に見ることが出来ました
ガイドさん曰く本物なんだそうです
てなわけで京都ミステリー紀行・幽霊編はこのあたりでお茶休憩
京都の老舗和菓子店「甘春堂」に立ち寄りました
ここは慶応元年創業、「豊国神社」「旧六条御所」など伝統菓子の御用達を務める老舗菓子店です
早速店内に入りますが、なにやら2階から楽しそうな声が聞こえてきますが
店舗の2階では熟練の和菓子職人と京都の和菓子作り体験が行われているのだとか
ショーケースを覗くと、打ちものの落雁が売られていました
流石はお茶文化が行き渡っている京都らしいですね
ちなみに落雁などの打ち菓子に用いられる和菓子を成型する木型が、店の中に飾られています
それは、江戸時代より季節の香りを届けたきた和菓子にはなくてはならない大切な道具なんだそうです
ただそんな落雁を作るための型枠を作る職人さんが減り(機械掘りのものはまだまだ作られているようですが)こうした伝統菓子である落雁を作るのが難しくなっているのだとか
そういや昔、母方の実家の菓子屋で私の祖父がこれを使って落雁を作っていたのを思い出しました
さてここでお茶を入れていただきティータイム
美味しい茶菓子「花ごろも」もいただくことに
ふと小上がりになっている展示スペースをみると
珍しいものが並んでいました
それが茶器に似せ作られたお菓子、なんと食べられるそうです
コーヒーカップも同様にお菓子で作られています
名前は「西方瑠璃」3,780円(税込み)と有りましたが、なるほどこれはお菓子
食品という事でテイクアウトの税率8%が適用されるようです
そうそうここに来る道すがら、七條甘春堂と言う似たような甘味処がありましたが、基本別なお店
と言うか、兄弟でそれぞれやっているそうです
経営の方向性の違いから袂を分ったようですが、並んでる菓子は似たようなものばかりでした
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