護衛艦ひゅうがの入艦口にあった艦隊コレクション(艦コレ)のポスター
「DDH-181 HYUGA 航空戦艦日向」と書かれていました
航空戦艦とあるのは、艦の後方に飛行甲板とカタパルトが設置されている戦艦と空母のハイブリッド艦だった、大日本帝国海軍の戦艦を意識しているのでしょう
当時の活躍のほどはそれとして、私の子供のころは戦艦日向のプラモデルが人気でした
さてそんな日向の名を継ぐ、護衛艦「ひゅうが」
護衛艦いずも同様なヘリコプター搭載護衛艦です
今回のフリートウィーク横須賀の目玉展示であるいずもを見た後は、こちらの護衛艦ひゅうがに狙いを定め伺いました
いずもと同じヘリコプター搭載護衛艦と言えど、いずもとは違い、このひゅうがの艦首部はエンクローズド・バウという波の衝撃に強い構造になっていました
艦のスペックは基準排水量:13,950t
全長 :197m
全幅 :33m
乗員 :約380名
と、たしかにいずものそれと比べると小さいですが、こうして実物をみるとその大きさに圧倒されます
てなわけでいよいよ護衛艦ひゅうが乗船
格納庫(ハンガー)に有る、ひゅうがに纏わる写真パネルの展示を見たあとは
いずも同様にインボード型航空機用エレベーターを使って、航空甲板へ
これがワクワクして楽しい
飛行甲板に上がって、まず目に飛び込んできたのは艦橋(ブリッジ)
そんな艦橋には四角くみえるますが、八角形のフェーズドアレイレーダーが見て取れました
艦橋後部に延びるブリッジはヘリの航空管制所なんだそう
エレベーターを降りて艦首に向かうと、いずも同様ファランクス CWISが配置(もちろん艦尾にもありました)されています
こいつはマッハで飛んでくるミサイルを撃破するために完全に自動化されているのだとか
ファランクスCIWSは防衛システムをくぐり抜けてきたミサイルを撃破するための最終防衛システム
まぁ最後の砦
ゴールキーパーと言う名の同様の兵器が有ったりします
艦首から後方を撮影したのがこれ
逆に艦尾から艦首に向けてはこんな感じと
確かに、いずもより甲板は狭い
さて、護衛艦の艦尾に有るのが、話題の自衛隊旗(旭日旗)
某サッカー選手が某試合後、話題にしてからといもの毎度話題になるそんな旗ですね
でも実際にはここに来られた方はここぞとばかりにこの自衛隊旗をバックに写真撮影されていました
もう一つ、艦尾にある装備が、「ひゅうが」の特徴
「いずも」にはないミサイルが搭載されています
それが写真の「16セルのMk 41 VLS」
これは防空用の艦対空ミサイル、対潜水艦用に新アスロックが収容されており
護衛艦に護ってもらわねばならないいずもと違い、このひゅうがはまさに護衛艦だったりもします
さてひゅうががの甲板からは、護衛艦「あさひ」や、「あしがら」が停泊
このひゅうがを見終わったあとは、イージス護衛艦「あさり」を見に行くつもりです
それに甲板からは、先程乗船した護衛艦「いずも」の巨大な艦影が望めました
ちなみにこの護衛艦ひゅうが
目の前にある護衛艦いずもは国際観艦式の際、自衛隊の最高指揮官である内閣総理大臣が実際に部隊を観閲する際に使われる艦艇
ですが、万が一に備え同じ行動がとれるこの護衛艦ひゅうががバックアップについているのだとか
何だか日本人らしい、備えあえば憂いなしの格言を地で行くような盤石さです
さて甲板にいると何度も航空機用エレベーターが上下していますが
流石は16tもあるヘリをリフトするだけあり、この程度の人数は軽いもののようで、結構な速度で上に上がってきます
そんな航空機用エレバーターが甲板まで上がった状態の格納庫がこちら
ちなみに動画にも航空機用エレベーターが上がる様子を撮ってみました
最後にひゅうがでも「護守印」なるものをいただき下船
護衛艦ひゅうがから下船したところ
試験艦あすかが港を出ていくところでした
これはきっとこの日、募集されなかった体験航海なのでしょう
自衛隊に協力する地元の企業などの関係者が乗っているんだろうと、ちょっとうらやましく思えました
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