フリートウィーク横須賀「護衛艦いずも」「護衛艦ひゅうが」に乗艦したあと、最後を飾るのは「護衛艦あさひ」
潜水艦キラーとして名をはせる護衛艦です
まぁ外洋型の海軍をめざす某国の海洋進出が活発化している事もあり
抑止力として対潜戦を重点をおき、自艦のみならず僚艦が発信するソナー音波を相互に受信できる機能を持つなど高度な索敵能力を持っています
そのうえ「潜望鏡探知レーダー」を装備、新機能ソナーと探知レーダーの併用で潜水艦を狩り出す能力は中国海軍の脅威となっているようです
そのうえ海上自衛隊艦艇では初めて、主機関に「ガスタービンエンジンと電動推進を組み合わせたハイブリッド推進機」を搭載
自動車のハイブリッド同様に、燃費を良くして航続距離を伸ばすことを目論まれた護衛艦です
ただし、「護衛艦いずも」「護衛艦ひゅうが」を拝艦したあとに
この護衛艦あさひを見に行ったのは大失敗のようで、あさひ乗艦のための列は長蛇の列となっておりました
ひゅうがに乗艦したころはそんなに並んでいなかったので、見る順番を誤ったようです
そんな並んでいる間に撮影したのが
「あしがら」
「あすか」
「ひゅうが」の三艘
40分くらい並んでようやく乗艦
なるほど一人づつしか乗艦出来ないうえ、乗艦できる人数がいずもやひゅうがとはけた違いに少ないので並ばざるを得ないのですね
ちなみに錨の展示物はなんとロープ網で出来ていました
後方の甲板から見た列はさらに伸びているようで、帰るころには2時間待ちになっていました
まぁ今日は朝イチで来ておいて良かった
まずは後部の飛行甲板と格納庫を見学
格納庫に収容された哨戒ヘリコプターSH-60Kも至近距離で見れるとのことなので
また並んでみました
列に並ぶこと10分余り、いよいよ私の番
まさに至近距離で見学
ヘリコプター前部には赤外線探査装置も見てとれます
コクピットも見せていただきました
そんなヘリコプター格納庫の上部の(CIWS)ファランクスの下あたりには、着艦する際
誘導のための表示物がありました
誘導員はこのLSO 発着艦指揮所から誘導するのでしょう
たしかこれ米国空母にもあった記憶が有ります
62口径5インチ単装砲
艦首甲板には32セルのMk.41 VLS
艦対艦ミサイル(対艦誘導弾)は日本が開発・配備したSSM-1B(90式艦対艦誘導弾)
機関砲CIWSは每分約3000発の弾幕を張って近接するミサイルを迎撃
艦内でも魚雷発射管など見どころ満載
対魚雷防御装置デコイ発射管MODも搭載
これは発射すると水中で艦艇に似た音を送信して魚雷をおびき寄せ、「おとり」となるそうです
そうそう艦内へとつづくドアの窓の奥に艦長などの写真もありました
さて今回乗艦はできませんでしたが、あさひの隣に停泊していたため
見ることのできた護衛艦「あしがら」もちゃっかり見学
対艦誘導弾発射管や魚雷発射管が見て取れますが
願わくば弾道ミサイル防衛能力であるVLSを2基(前部64セル、後部32セル)装備する姿を見たかった
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