「やちや酒造」酒蔵見学の際、バスで向かったのですが、城北大通りで大渋滞
理由は金沢有数の観光スポットである「ひがし茶屋街」周辺を行き来する人や車が渋滞の原因
私の乗ったバスに乗車していた方々も橋場町・ひがし茶屋街でかなり降りいきましたが、どうやらそんなひがし茶屋街散策がお目当てだったようです
ちなみにそのはし茶屋街、石畳の道に風情のある町家カフェや金沢伝統の工芸品などを扱う土産屋などが立ち並ぶ、金沢を代表する観光スポット
1580年代の武家文化、江戸時代に入ってからの茶会が頻繁に開かれた茶屋街としての名残を今も感じさせます
とは言え、そんな観光地に行っても見るのは観光客ばかりだったりしてもどうしようもないですし、町やカフェに興味がないことから
早朝、観光客が訪れる前にさっと散策することに
早朝とあって趣のある街並みが、観光客を気にすることなく見て歩けました
ただ観光地と言えど住んでいらっしゃる方もいるでしょうし
声など出さぬよう気をついながら見て歩くことに
ちなみにそんな私でもミシュランガイド富山・石川(金沢)版に収録されている、金沢きっての料亭「日本料理 銭屋」の姉妹店である『日本料理とお酒・十月亭』を見つけましたが、なるほどこの店がそうかとは思いましたが、まだやっているはずもなく
しかも今回の旅程では時間もなく伺うことは叶いませんでした
まぁここはまた次回のお楽しみという事で
木虫籠と日向ぼっこするネコの織り成す風情
京都祇園に並ぶと言われる、金沢ひがし茶屋街というのも頷けます
続いて浅野川大橋を渡り「主計街茶屋街」へ
まず目にしたのが、「乃木将軍と辻占売りの少年」と彫られた石碑
えっこんなところに何故乃木希典と思いましたが
実はこれは映画や浪曲の題材にもなった有名なお話しで
辻占売りをしていた少年(今越清三朗)はここで乃木将軍と出会いその後、金箔職人として成功
大阪城や金閣寺再建の金箔を納品するまでになったというまさに浪花節の世界のお話があったからのようです
主計街茶屋街は浅野川沿いに昔ながらの風情ある料理屋や茶屋が立ち並んでいて
細い路地と千本格子が続く情緒溢れる茶屋街でした
まぁこう言えば風情あるような旅に思えますが
実際には旅程を詰めすぎて、金沢最終日にホテルで朝食をとった後
空港へ向かう行きすがら立ち寄ったと言うのが本音なんですけどね
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