多くのお土産店や飲食店が立ち並ぶ銀閣寺参道
コロナ禍にあって久々に観光客の混雑する景色を見ることになりました
やはり観光地はこうでなきゃ
早く日本の観光地がこうした姿に戻るのを祈念いたします
比叡山延暦寺から京都への帰り道
バスを途中下車し世界遺産銀閣寺を参拝することにしました
境内に入ってすぐのところに地図が掲示されていましたが
銀閣寺の境内は当初私が考えていたよりはるかに広い
閉門1時間前に訪れたのですが、まぁ見て回るのは5分ほどだろから良いだろうと高をくくっていましたが、これだとみて回るのにかなりかかりそうです
さてその銀閣寺
正式名称を東山慈照寺といい
金閣寺と同じく臨済宗相国寺派の塔頭寺院のひとつです
もちろん国宝ですが、1994年金閣寺とともに「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されています
さて銀閣寺と比較対象にされやすい金閣寺は豪華絢爛な見た目が特徴ですが
たいして銀閣寺は落ち着いた「わびさび」精神を持っており、その幽玄な美しさは見ていて飽きませんね
回遊式庭園の一部
錦鏡池の向こうに東求堂が見て取れますが
この「東求堂」もまた国宝
内部は拝観できませんが、特に4部屋あるうち北東側に位置する「同仁斎」は、床の間や掛け軸、そして4畳半の始まりの場所とされ、後世の日本文化に大きな影響を及ぼした場所であり、草庵茶室の起源とされています
ここから「わび」「さび」の世界観が生まれました
外からは縁に面した「腰掛」が見てとれました
月の光を反射させるように白砂で波紋や灘を表現したといわれる平面的でシャープな砂盛りは「銀沙灘」
奥にはある円錐型のものは「向月台」
この上に座って東山に昇る月を眺めたと言われています
この枯山水庭園のようなものの風情が有りますね
そして境内東側の山の展望台から見た景色がコレ
何だか日本人の美徳たる侘び寂びを感じました
最後に御朱印を賜り
世界遺産銀閣寺の参拝終了
そろそろ足が棒になってきました
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