トロッコ嵯峨駅内にある「19世紀ホール」でトロッコ乗車前の時間つぶし

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京都2日目は京都西部の嵐山
嵯峨野トロッコに乗ろうとトロッコ嵯峨駅へやってきました
予め嵯峨駅から亀岡までのチケットは入手していましたが、帰路の亀岡から嵯峨野までのチケットは取れなかったため
開店前から並んで入手しようと、少し早めにやってきたわけです
 

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チケットを無事入手し、その後乗車時間まで待ち時間が有るので
トロッコ嵯峨駅に隣接する「19世紀ホール」を訪れることにします
実は1年ほど前に京都嵐山を訪れた際にトイレを利用しようとこの19世紀ホールを訪れた際に
お~こんな素晴らしい展示物があり、その際はさらっと見ただけでしたが今回は待ち時間が有るため
じっくり見ていくことにします
その「19世紀ホール」
『現代生活を支える様々な技術は産業革命に端を発し、人類の新しい知の歴史は19世紀に始まりました。大いなる変革の世紀、19世紀は、19世紀学や学会も設立されるほどの世紀です。我が国の鉄道においてもその変革の波は押し寄せ、出現した蒸気機関は物流を大きく変え、我が国を今の技術大国に育てた大きな要素であると言っても過言ではありません。』とのことで、歴史を支えてきた蒸気機関車を、当時のまま展示されています
ということでSL見学

 

2022nada_fushimi484.JPG
 

まず手前に「つばめ」のヘッドマークが付けられているのは
「C58形48号機」
昭和13年製造(川崎車両)この機関車は「貴婦人」として名高い'C57'の弟分でローカル線向けの蒸気機関車として、特に関西地方の至る所でよく働き、関西線・奈良線・和歌山線・紀勢線などのSL時代を最後まで頑張り続け
最後は私の住む北海道でその使命を終えたのだとか
 

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続いて特急「はと」のヘッドマークが付けられているのは
「C56形98号機」
小型の蒸気機関車で旅客・貨物など幅広く活躍した車両で
鉄道ファンからは「ポニー」の愛称で親しまれ、その名のように軽快なリズムで走る愛らしい仔馬のようなSLなんだとか

隣は「D51形603号機」
蒸気機関車の本線運用最終日まで走った機関車です
 

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引退後、追分機関区に保管されていましたが昭和51年4月に炎上北海道追分機関区の機関庫火災で起こった火災で車両後部が消失したため、このような姿で展示されています
何だか普段見ることのない、蒸気機関車の内部はこうなっているんだと知らしめる良い展示物ですね
 

2022nada_fushimi487.JPG
 

C56形98号機はテンダーの両側を低くして、後ろの見通しをよくしてあるのが、特徴とのことで後ろからも写真に収めてきました
なるほどこれなら身を乗り出さずとも乗務室から後ろを確認できそうです
  

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最後は旧日本国有鉄道鷹取工場技術者養成所の生徒によって、昭和14年9月に改造された蒸気機関車「若鷹号」と・・・・
こんな感じで30分余り19世紀ホールの蒸気機関車を眺めてまいりました
 

2022nada_fushimi489.JPG
 

ホームを見るとこの後乗車する嵯峨野トロッコが入線しているよう
そろそろ乗車時間となりましたが、ちょうど良い時間つぶしになりました
 

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このページは、r-ohtaniが2022年7月 7日 06:06に書いた記事です。

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