2軒目は櫻政宗直営の櫻政宗記念館 へ
ちなみに蔵の名となる「櫻正宗」
〇〇正宗という名前は日本酒ではよく聞くが、正宗の名を最初につけたのは、先ほど伺った菊正宗ではなくここ櫻政宗なんだそうです
六代目太左衛門がある時、親交のあった山城国深草の極楽寺村瑞光寺(元政庵)の住持をその草庵に訪ねた折、「臨済正宗」と書かれた経巻を見て、正宗(セイシュウ)が「清酒」と語音が相通じることから「正宗」を酒銘とし、それが評判を呼び清酒の酒銘に使われるようになったのだそうです
そんな櫻正宗が直営する櫻政宗記念館 櫻宴を訪れることに
玄関を入って2階に櫻宴 蔵町通り 展示スペースが有ったそうですが
この時は気づかず見に行くことは有りませんでした
これまた次回の楽しみに取っておきましょう
そんな展示スペースがあるとはつゆ知らず、お酒の匂いに誘われてついつい
ショップ 櫻蔵に入ってしまいました
ここでは限定酒などのほかに美味しいお酒の友となる奈良漬などの特産品も扱っていました
棚には櫻正宗 朱稀 本醸造が人気NO.2とのことで並んでいました
前掛けには前述の「元祖 正宗の酒」が表記されています
さてここで聞いた初めて知ったのですが
1904(明治37)年、政府により官立醸造試験所が設立され、安全醸造と酒質の向上のために全国から優良な酵母が集められたとき
「櫻正宗」の酵母がもっとも優れていると判断され、「櫻正宗」の酵母が「協会一号酵母」として全国に頒布されたのだそうです
櫻正宗の蔵付酵母が、日本のあちこちの酒蔵で使われたんですね
そして米は酒造りに最も適した原料米「山田錦」の中でもさらに特A地区・吉川町産のものなどを使っていて
水は宮水、杜氏8名が丹精込めて醸すそんな酒が櫻正宗
まずいはずが有りません
目の前には冷蔵ケースに入れられた、別棟の酒蔵(櫻喜蔵)の搾りたてのお酒を量り売りしているそうで、お酒が数種類瓶に入れられています
利き酒が出来るとのことでしたので
利き酒セットなるものをオーダー
大吟醸酒「櫻華一輪」
純米吟醸「金稀」
純米原酒「灘の生一本」
をいただきました
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