JR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅に隣接した、レンガ調の駅舎
「嵐山トロッコ嵯峨駅」
嵐山でアトラクション系観光として人気のトロッコ列車の始発駅です
そんなトロッコ嵯峨駅内には「19世紀ホール」なるものがあり
常時5両の蒸気機関車が保存されていて
しかも無料で見学が可能です
何やら古い形式の蒸気機関車が有りましたが、これは元はドイツ製でそれを鷹取工場の教習用に使用するため改造したのがこの機関車「若鷹号」です
ちなみにその改造の設計者は「デゴイチ」の愛称で知られる貨物用蒸気機関車D51形の設計に関与し、さらに新幹線の生みの親とも言われる「島秀雄」
日本のお宝がここに有りました
ボイラーの部分がむき出しになった状態で展示されているのがこれ「D51 603」
なぜこんな形で展示されているのかと言うと
追分機関区で火災に遭遇、ボイラーより後部を消失してしまったD51でしたが
焼け残った部分を見せることで実在価値を高めたものでした
実はここに来たのは本音はトイレを借りるため
思いがけなく良いものを見る事が出来ました
「テツ」の聖地のひとつが、こんなところにある事から次回はトロッコの時期にも訪れ屋外展示も含めて見て回りたいと思います
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