十円玉硬貨のモデル世界遺産「平等院鳳凰堂」

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さて今回の旅のテーマたる御朱印集め
清水寺から京都の町を南下、奈良線に乗りJR宇治駅へやってきました
ちなみにこのまま普通列車で奈良まで行けちゃうことにちょっと驚き
次回京都に来たら奈良にも足を延ばしてみたいものです
そんなJR宇治駅から少し歩いた宇治川にかかる宇治橋の近くに「紫式部像」がありました
そう宇治は「源氏物語」のゆかりの地だったんですね
 

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まだ朝の10時前という事もありお茶の香りが漂う、平等院表参道はひっそりとしていました
 

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ということでやってきたのはユネスコ世界遺産「平等院」
その平等院1052年、藤原頼通によって開かれましたが
元は貴族の別荘の地として使われ、先ほど見てきた紫式部の『源氏物語』の掉尾を飾る『宇治十帖』の舞台としても名高いのだそうです
そう今から1000年前、紫式部が眺めた原風景がここにあるのですね
道長の死後は息子の藤原頼通が平等院を極楽浄土を現世に再現しようと試み、壮麗な寺院に改築し、これが平等院の始まりとなるのだそうです
ちなみに特にこの阿字池の中島に建つ鳳凰堂は十円玉硬貨のモデルとしてあまりにも有名ですね
 

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けれど一万円札の意匠として使われる
国宝・鳳凰堂の大屋根で飾金箔を纏う鳳凰像はそれほど知られていないのかもしれません
そうそう2024年の1万円札の刷新(渋沢栄一)とともにこの鳳凰像は見られなくなります
 

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さて足早にここ平等院鳳凰堂へやってきたわけは
「平等院鳳凰堂内部拝観」のため
この内部拝観、20名ずつがガイドの説明を受けながら拝観できるというもの
受付を済ませたところで拝観まで1時間ほど時間が有りましたので
時間つぶしの意味合いもあり、ミュージアム鳳翔館を見て歩きましたが、残念ながら建物内は撮影禁止でした

 

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この拝観の魅力は何といっても
平安時代の有名な仏師である定朝作の阿弥陀如来坐像
職員の解説も判りやすく興味をそそりましたが、こちらも残念ながら内部は撮影禁止
阿弥陀如来坐像もそうですが、像の周囲には九品来迎図、極楽浄土図とともに、優美な52躯の雲中供養菩薩像が懸けられています
雲中供養菩薩像は雲の上に乗りながら生き生きとした表情で音楽を奏したりしていますが、躍動感にあふれ、私が子供のころに見たアニメの孫悟空を彷彿させました
 

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さて拝観をすませたら
いつものように御朱印、いやここ平等院では御集印と言うそうですが
「鳳凰堂」と「阿弥陀如来」の2種類の御集印を賜ってまいりました
 


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この記事について

このページは、r-ohtaniが2022年3月29日 06:08に書いた記事です。

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