ドラマ「ワカコ酒スペシャル 飛騨酒蔵めぐり」聖地巡礼の旅
この日2軒目となる酒蔵は二木酒造
平田酒造さん同様に上二之町の通り沿いに位置する酒蔵で、江戸時代、ここ飛騨高山が天領となったころの元禄8年(1695年)から320余年をもこの場所で酒造りをしている老舗
しかも「吟醸酒」と「大吟醸酒」といった吟醸造り一本で伝統の味を引き継ぐこだわりの酒蔵です
細い路地から倉庫を隔て奥に煉瓦造りの煙突が見てとれました
酒蔵の店舗は大変立派な歴史的な建物
入口の暖簾の左端に「加賀屋」とありますが、石川県出身の人が始めたそうで
加賀屋は屋号のようです
店内では昔の酒蔵のの雰囲気を活かした
ショールームとなっており
仁木酒造で醸された日本酒のボトルが並びます
代表銘柄となる「玉乃井」「氷室」や「両面宿儺」とともに
今がまさに旬の「しぼりたて生酒」のボトルが見て取れますが
ここ飛騨で生酒ブームとなる火付け役となったのがこの二木酒造といわれています
飛騨造りの建物は、天井が非常に高く
店内も風格があります
座敷には正月飾りのもなか舞玉が飾られていますが
もなか舞玉は昔の実家で飾られていたもの、なんだか懐かしさを感じます
そんな飛騨の匠の技による立派な酒造店での試飲
試飲に使われるのは日本酒のサーバー
換金したコインを使い飲みたい酒が試飲できます
コインに換えるのは、このサーバーがワイン用で日本の硬貨が使えないためか?もしくは法律上の問題なのでしょうか?
サーバーには
「純米大吟醸 笑いじょうご」
「大吟醸 ひやおろし」
「大吟醸 両面宿儺」
「大吟醸 生酒 氷室」
「吟醸 しぼりたて生酒」
「吟醸 上撰 玉ノ井」
が出番を待っていました
てなわけで試飲は「純米大吟醸 笑いじょうご」から始めます
試飲は立ち飲みではなく
カウンターのすぐ後ろには大きなテーブルがあり、広々とした空間でゆっくりと日本酒を味わえるためか、ついつい飲み過ぎ
ガラス越しに蔵のサーマルタンクを見ながら
全種類制覇してしまうことに
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