安栄観光のフェリーは定期航路の無い新城島へ着岸

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西表島の隣には人口がわずか15人と言った「新城島(パナリ島)」なる島が有ります
ちなみにピナイサーラの滝ツアーでガイドさんから聞いたのですが、この島では命の危険すらもあると囁かれた謎の秘祭『豊年祭』が例年執り行われるそうです
謎の秘祭と言われるのには訳があり、島出身者とその関係者だけが参加でき
祭りの最中、島の出身者以外が新城島に上陸することは許されないそんな厳しい掟のある祭りです
現に1968年に部外者が禁制の場所に入り込んだときは、島民により暴行を受けるといった事件があったくらい
祭りをカメラに収めでもしたら、命の保証はないとの事でした
 

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さてそんな怖い話の前に西表島観光もいよいよ終わり
レンタカーを返しますが、まずはその前に大原で給油
エネオスのスタンドが有ったので、ここで給油しますが
まずはそのガソリン単価に驚かされます
標示されていたのは1リットルが193円(沖縄県はガソリン税が他県と比べると7円も軽減されているにも関わらずです)
さすがは離島価格と言ったところでしょうか
 

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レンタカーを給油した後、大原港なかまりんターミナルでレンタカーを返却するのですが
この返却方法がなにか異質なものでした
防犯上の理由から詳しくは述べられませんが、これで本当にいいのと思えるほど簡単な返却方法でした


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大原港からはフェリーで石垣離島ターミナルを目指しますが、大原港からは「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の2社のフェリーが出ています
今回は予め行きに帰りの分の乗船券を安栄観光で購入していたためその安栄観光のフェリーに乗らねばなりませんでしたが、一昨年前に西表島に来た際はこの2社の共同運航便となっており、どちらかの乗船券を持っていればその2社の船に乗船できましたが、今回の渡航では購入した船会社のフェリーにしか乗れないとの事でした
調べてみると2020年10月より安栄観光フェリーと八重山観光フェリーの船会社が決別していたのだとか
ツアーのガイドさんも話していましたが、どうや喧嘩別れしたようです
当初西表島に渡る際にはまぁどちらでもいいかな~なんて思っていましたが
実際に石垣離島ターミナルから発着するフェリーは私が乗り込んだ安栄観光フェリーは八重山観光フェリーの大型船と比較するとかなりショボい小型船でした
まぁ渡る事が出来ればどちらでも良いでしょうと考えそうですが、人一倍酔いやすい体質の私は船の大きさが結構重要でした
帰りのフェリーはどうかなと思いまっていたところ、最初にやってきたフェリーは結構な大型船です
これならいいな~と思っていたところ船体のロゴは「YKF」
残念ながらこれは私の持つ乗船券では乗れない八重山観光フェリーでした
しかも乗船口で待っている乗客のほとんど(99%)はこの船に乗るようです
これは貧乏くじを引いたかと思いきや・・・・・・・これがこのあと一気に逆転することに
 

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やがてやってきた安栄観光フェリー
これは行きに乗ってきた船とは違う大型船
いや~良かった
しかも乗り込むのは数人と言った感じ
 

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船内はかなりの豪華版
ここに乗り込むのは数人ですから
長椅子にゆったり寝ころびながら帰れそうです
 

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安栄観光のフェリーに乗ってラッキーだったのが、30分ほどの航海の後
何故か途中の島に着岸するとのアナウンス
前述で紹介した謎の秘祭が執り行われ、定期航路の無い新城島へ立ち寄るという事
どうやら滅多に寄る事のない新城島に上陸する観光ツアーが有ったようで
ここで乗り込んできた数人がほとんど新城島で降りていくことに
奥に広がる砂浜などは人っ子一人おりません
まさに秘境の島と言った感じの島です
こんな島に立ち寄れるなんて安栄観光のフェリーを選択して正解でした
 

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それにしてもこんなツアーが有ったんだとちょっとびっくり
羨ましさを感じつつ
次回は是非とも新城島にも上陸したいものです
 

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そんなこんなで帰ってきた南ぬ島石垣空港
この空港はチェックインカウンターの数が少ないことや、保安検査場が少ないことから
こうした年末年始などの繁忙期はかなり待たされたりもします
ただ今回予約したのは行きのJAL(正確には日本トランスオーシャン航空)とは違いANA
もっともこれは特典航空券などの無償で乗りたかったための技なんですけど
おかげでJALのカウンターにはない、ANAの優先チェックインカウンターが使えることに
さすがにバカンス路線の空港ですから、さほどステータス(上級会員)保持者が訪れるわけではないようで
すぐにチェックイン
私の後からもぽつぽつステータスがやってきて、カウンターはステータスオンリーの状態となっていました
一般客は後からやってくるステータス保持者が優先されるため、まったくチェックインが進まない模様
1ヶ所くらい一般客に当てたらと思うほど並ばされていました
 

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さて残念ながらここ南ぬ島石垣空港にはラウンジの類は全くありません
早めにセキョリティを通ってもベンチで航空機を眺め搭乗時間を待つのみと言ったところです
 

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ほどなくして搭乗時間
離陸した飛行機は石垣島北部東海岸のサンゴ礁上空を通過
美しい海ともこれでしばしの別れとなりました
 

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このページは、r-ohtaniが2022年2月 9日 05:42に書いた記事です。

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